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油脂の平均分子量とは?
ある油脂10.5gを完全に加水分解するのに、2.00mol/lの水酸化ナトリウム水溶液が 18.0ml必要であった。この油脂の平均分子量はいくらか。 この問題が分かりません。 油脂を加水分解するのに、油脂1molに水酸化ナトリウムが3mol必要だということから 水酸化ナトリウム3molでは、1.5l必要。それに18.0mlをかけて、とよく分からないことになってしまいました。 どうすればこの問題をうまくとけるんでしょうか? そもそもなぜ、‘平均‘分子量となっているのでしょうか? おねがいします。
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- kittenandcat
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回答No.2
2.00mol/l*18.0ml=36mmolけん化に必要な水酸化ナトリウムの物質量。油脂(トリアシルグリセロール)を1モル、けん化するのに必要な水酸化ナトリウムは3モルであり、この場合、油脂をけん化するのに必要な水酸化ナトリウムは36mmol必要だったのだから、油脂は12mmolだったことになる。はじめ油脂10.5gがあったのだから、この油脂は、12mmolに相当する。油脂1モルに換算すると875gとなる。よって、 この油脂の平均分子量は875となる。
noname#62864
回答No.1
(1)必要なNaOHの物質量を計算する。 (2)それを3で割れば、油脂の物質量が計算できる。 (3)油脂の質量(10.5g)を(2)の物質量で割れば油脂の平均分子量が計算できる。 >そもそもなぜ、‘平均‘分子量となっているのでしょうか? 油脂というのは混合物だからです。そもそも、油脂の定義を認識するところから始めないと、「油脂を加水分解するのに、油脂1molに水酸化ナトリウムが3mol必要」ということの意味もわからないでしょうね。