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年、時間、分の数え方はつじつまが合わない気がする
非常に初歩的で深刻な質問ですが、 例えば 2000年から2001年までは2年間 20時00分から21時00分までは1時間 20時00分から20時01分は1分間 なぜ年間は数え初めの年を足して数えるのか、時間、分間は数え初めを足さないのか。 年間は2で時間分間は1。 つじつまが合わない気がします。 それともどこかで勘違いをしているのでしょうか。
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No.7です。再び失礼します。長文で恐縮です。 >どの期間で切り上げ、切捨てをするかがキーポイントですね。 ・「数学」ではなく「法律」になってしまいますが、行政や社会生活では法律に沿うことになりますので、参考までに関連条文を挙げておきます。 ~~~~~ 民法 第六章 期間の計算 (期間の計算の通則) 第百三十八条 期間の計算方法は、法令若しくは裁判上の命令に特別の定めがある場合又は法律行為に別段の定めがある場合を除き、この章の規定に従う。 (期間の起算) 第百三十九条 時間によって期間を定めたときは、その期間は、即時から起算する。 第百四十条 日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。ただし、その期間が午前零時から始まるときは、この限りでない。 (期間の満了) 第百四十一条 前条の場合には、期間は、その末日の終了をもって満了する。 第百四十二条 期間の末日が日曜日、国民の祝日に関する法律 (昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日その他の休日に当たるときは、その日に取引をしない慣習がある場合に限り、期間は、その翌日に満了する。 (暦による期間の計算) 第百四十三条 週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する。 2 週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。 ~~~~~ 第139条により、「時間」による場合は、表示桁未満は切り捨てです。 第140条により、「日」、「週」、「月」、「年」による場合は、原則として初日不算入、つまり翌日を第1日とします。 第143条により、「週」、「月」、「年」による場合は、暦に従います。(「週」は曜日だし、「月」は28~31日まで様々、「年」もうるう年がありますから) とまあこういう具合になっています。 なお、No.6様のご回答を少し補足しますと、履歴書、経歴書などの場合、その様式が年単位であれば年未満は切り捨て、年月単位であれば月未満は切り捨てになりますので、様式の表示桁に従うことになります。例えば、極論ですが、2006/12/31~2007/1/1までの経歴だとして、年単位で求められると2006~2007で2年間、月単位で求められると2006/12~2007/1で2ヶ月間、日単位で求められると2日間です。 でも通常「日」単位では求めないです。「月」か「年」が一般的です。 別の例ですが、企業会計や税務の世界でよくある減価償却費というのは「月割り計算」が一般的です。つまり、5/31に購入したとして、6/30が決算だとすると、2か月分の減価償却費を計上することになります。1日でも使えば1か月とみなされる、あるいは購入時期は「日」の部分を切り捨てるのです。 >「20時00分から21時00分までは1時間」これは正しいのでしょうか?20時00分から20時59分までは1時間でもいいような気がしてきて。 ・一般的には「表示桁未満切り捨て」なので、20:00~21:00は60分間なので「1時間」ですが、20:00~20:59は59分間なので「ぴったり1時間」ではありません。つまり、20:00.00~20:59.00と一般的には扱います。もっとも、特に断りがあれば別ですが。 例えば、先の民法第143条は年齢計算の際に準用されます。年齢計算は例外として初日を算入します(年齢計算に関する法律)。ではいつ加齢するのか、というと民法第143条第2項により「起算日に応当する日の前日に満了」ということで、誕生日の前日になっています。 例えば2006/4/17生まれの人が1歳になる「時点」はいつかというと、2007/4/16の24:00です。これは翌2007/4/17の00:00と同じ「瞬間」ですので、「誕生日に加齢」という一般の感覚(常識)に合致します。 でも、「時点」ではなく1歳になる「日」はいつか、と「日」を基準にしてしまうと、2007/4/16の24:00のうち、時刻の部分は切り捨てられて、「2007/4/16」が正解となります。不思議でしょう(笑)。 ですので、法令によって「○歳になったとき」と定められている場合と「○歳になった日」と定められている場合とでは、加齢するタイミングが丸1日ずれてしまいます。 例えば、学年は4/1から始まるのに、4/1生まれの人は「早生まれ」に分類されることはよく知られていますが、これは「学校教育法」の第22条に「保護者(中略)は、子女の満六才に達した『日』の翌日以後における最初の学年の初めから(後略)」と『日』を基準とした規定なので、前日の3/31(年度末)に加齢しているので「早生まれ」なのです。 でも、郵便局の簡保の場合「簡易生命保険法」第53条では「(前略)被保険者が『年齢六年に満たないで』死亡したときは(中略)保険金額の一部を支払う。」というビミョーな表現になっていますが、「時点」で定めていると解釈されています。つまり、6/6が6歳の誕生日だとして、6歳になる「時点」は6/5の24:00です。 仮に6/5の10:00に死亡した場合、「日」を基準とした定めであれば既に6歳になっているということで保険金が下りませんが、「時点」での定めなので、まだ6歳に達していない(24:00になっていない)ため、保険金が下りるのです。ややこしいですね。 つまり、6/5の24:00と6/6の00:00は「時刻」としては同一ですが、どちらの「日」に所属する時刻なのかは、法令上厳密に区別されるわけです。 話が大変長くなりましたが、ご質問に則して言うと、20:00~21:00の時間は60分間であることに疑いはありませんが、20:59までを60分間と考えるためには20:59の満了までをカウントしていることになります。でもこれは余り一般的ではないのです。 20:59.60と21:00.00は「時刻」としては同一ですが、どちらの「分」に属しているかを区別します。そして、表示が「分」なので、「分」未満は切り捨てて考えるのです。よってこの場合は59分間ですので、1時間に達してはいません。
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- gootaroh
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>20時00分から21時00分までは1時間、20時00分から20時01分は1分間 ・これは、それぞれ、20.0000時~20.9999・・・時、20時00.0000分~00.9999・・・分までを数えていますよね。でも、 >2000年から2001年までは2年間 ・これは、2001年については、多分おおみそかまでをカウントしているのでしょうから、2000.0000年~2001.9999・・・年を数えていることになります。先の「時間」と同じ条件にするのであれば、2001年は年初(元日午前零時)にしなければなりません。つまり、2000.0000年~2000.9999・・・年ですね。 一般に「日」より長い期間は端数は切り捨てないと思います。法律上も「日」については、特段の規定がない限り「初日不算入」といって「時」以下は切り捨てますが、「週」「月」「年」となると切り上げると思います。 年号を考えても、第1年は「元年」ですよね。「ゼロ年」とは言いません。西暦1年の前年は西暦ゼロ年ではなく、紀元前1年です。 「日」をまたいだ段階で、切り捨てるには長すぎると感じる人が多いからかもしれません。
お礼
解答ありがとうございました。 >「時」以下は切り捨てますが、「週」「月」「年」となると切り上げると思います。 >「日」をまたいだ段階で、切り捨てるには長すぎると感じる人が多いからかもしれません。 どの期間で切り上げ、切捨てをするかがキーポイントですね。 ここを良く押さえて考えれば分かりやすくなるのかなと思います。
補足
>これは、それぞれ、20.0000時~20.9999・・・時、20時00.0000分~00.9999・・・分までを数えていますよね。 ここを読んで思ったのですが、 20時00分から21時00分までは1時間 これは正しいのでしょうか 20時00分から20時59分までは1時間でもいいような気がしてきて。
- Denkigishi
- ベストアンサー率47% (269/562)
例えば履歴書などに業務経歴をを記載するとき、2000年から2001年までは1年間と数えます。だから全然深刻に考えなくていいと思います。
お礼
解答ありがとうございました。 そうなのですか。業務経歴の記載の場合、例えば2000年から2001年までは 1年間で良いのですか。 履歴書を書くときに参考にしたいと思います。
- Quattro99
- ベストアンサー率32% (1034/3212)
> 2000年から2001年まで 2000年が始まってから2001年が始まるまでという意味(1年間)であるか、2000年が始まってから2001年が終わるまで(2年間)かどちらかだろうと思いますが、どちらであるのかは話の前後から判断できるものと思いますが、明確にしたければ明確な表現をするほかありません。 たしかに、時間や分では、21時までと言ったら21時になるまでという意味でしか使わないように思います。なぜなのかはよくわかりませんが、年の方は特殊な考え方をする場合があると思うしかないのではないかと思います。 ※ 「20時00分から21時00分までは1時間」は「20時から21時までは1時間」でないと比較対象としておかしいと思います。
お礼
解答ありがとうございました。 >2000年が始まってから2001年が始まるまでという意味(1年間)であるか、2000年が始まってから2001年が終わるまで(2年間) この初めと終わりの指定を年の場合、きちんとしなければいけないことが わかりました。
- basso
- ベストアンサー率37% (139/373)
>2000年から2001年までは2年間 2000/1/1~2001/12/31は365日×2=2年間 2001/1/1までならだいたい1年間 20時00分から21時00分までは1時間=60分 20時00分から20時01分は1分間=60秒 時間の時は分まで計算してますよね。誤差は出ません。 年の場合日にちまでの計算を蔑ろにしています。これでは受け手によって誤差が1年分出ます。
お礼
解答ありがとうございました。 確かに年の場合、日にちをないがしろにしていました。 2000年から2001年までではなく、2000年1月1日から2001年1月1日と指定す ればつじつまが合います。
- ymmasayan
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年の場合だけ足掛けと言う言葉があります。 つまり2000年から2001年と言うのは0ヶ月から24ヶ月の広い範囲を表します。 2年にまたがってと言う意味が足掛け2年です。 時間、分にはこういう考え方はありません。 これがご質問と関係していると思うのですが。
お礼
解答ありがとうございました。 たしかに時間、分に足掛けと言う言葉は用いません。 それは時間、分がその時刻を示すだけに対して、年はその年を示すほかに 年間の意味もあるからだと思います。 キーワードは年は年間の意味もあると言うことですね。
- zone29
- ベストアンサー率53% (71/132)
普通『2000年』とした場合は2000年全体、つまり『1年間(365日)』を指し、 2000年~2001年となると、2000年全体+2001年全体で2年間。 年だけでなく、月や週もこの考え方だと思います。 対して、時間や分・秒はその時間の瞬間を指す(20時であれば20時00分00秒)ので、 20時~21時で1時間なのではないでしょうか? 20時とした場合に20時全体、つまり『1時間(60分間)』全体を想像する人は少ないでしょうし。 多少わかりづらい感じになってしまったかもしれませんm(_ _)m
お礼
解答ありがとうございました。 年は年間とすればよい。2000年間から2001年間の2年間。 時、分はその瞬間からその瞬間までをさす。20時から21時は1時間。 そのように考えれば理解しやすいですね。
- babaly
- ベストアンサー率15% (2/13)
数え始めの年を足しているわけではなくて、後の年を数えているんだと思います。 2000年1月1日から2001年12月31日まで 20時00分から21時59分まで 20時00分00秒から20時01分59秒
お礼
解答ありがとうございました。 >2000年1月1日から2001年12月31日まで >20時00分から21時59分まで >20時00分00秒から20時01分59秒 数え終わりを厳密に指定すれば、年時分のつじつまが合いますね。
お礼
懇切丁寧な解答ありがとうございました。 法律の参考例、とても良い参考になりました。 法律のお世話になる場合、自分の意思とは関係なく、お世話になる場合が多々あります(実体験) その場合、少しの知識でもあれば冷静に対応できます。このややこしそうな日時の取り決め、とても良い知識になると思います。 >20:59までを60分間と考えるためには20:59の満了までをカウントしていることになります。 >20:59.60と21:00.00は「時刻」としては同一ですが、どちらの「分」に属しているかを区別します。 ここの部分で謎が氷解しました。時間のカウント終了時を勘違いしていたみたいです。 20時の最長分数は59分。分数を最大にしているから1時間だろう。 しかし、その考えならば20時59分60秒まで数えなければならない。イコルール21時00分。 そして21時00分が一般的。 無理に難しく考えていたようです。言われてみればまさにその通り。 ありがとうございました。