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「亜流」という熟語の構成

漢字検定用の勉強をしています。 熟語の構成の問題があるのですが、「亜流」という熟語の構成がわかりません。個人的にはずっと、「亜の流」れと、「亜」が「流」を修飾していると思っていたのですが、「流れに亜ぐ」と主語・補語で捉えると、本に書いてありました。 何が正しいのでしょうか?検定が近いので困っています。

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  • trgovec
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回答No.2

熟語も所詮言葉ですから、二通りの解釈があるものがあっても不思議ではないと思うのですが。 漢和辞典によると亜流には2つのとり方があるようです。(多分1番の方と同じ辞典) 1.まねをする人 2.流れをくむ人(※今日この使い方はあまり見ないように思えます) 亜の意味としては(関係ありそうな意味だけ抜粋) 1.次ぐ、次、(ア)準じる、(イ)第二番目 2.劣る 現代の主流な「亜流」の意味用法から考えると、2「劣る」の意味が強くなっているように思えます。「流れ(本流)に亜(劣)る(者)」です。「流れをくむ人」の意味なら「流れ(本流)に亜(次)ぐ(者)」と考えられます。 ただし辞典のどこを見ても「つぐ」は「次ぐ(follow, next)」しかなく、「嗣ぐ(succeed, succession 継承)」はありません。本流を受け継ぐことはないのですね。 このように考えると返読して「動詞+補語」のように考えるのが主流のように思えます。 ついでに「亜硫酸」「亜硝酸」「亜酸化窒素」「亜鉛」「亜人」「亜空間」などは変読するよりも修飾語としての接頭辞のようです。初めの3つは「酸素が少ない」あとは「似て非なる」の意味です。 お使いの本はこのようなものと区別して「亜」の訓読みとして「つぐ」があることを認識させようとする意図が感じられます。 現代の「亜流」に対する語感からすれば「似て非なる流れ・にせもの」のように感じられるのも無理からぬ気もします。 過去問の解説があればはっきりするのですが。

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  • luune21
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回答No.3

質問者様の最初のご見解で正解だと思います。 『史記』の中で、項羽が軍師の范増のことを「亜父」と呼んでいます。 あきらかにこれは父に亜ぐ大切な人という意味ですので、主語・補語の関係になっています。 しかし「亜流」のばあいは、これとは違い「亜ぐ流派」のことで、「流れに亜ぐ」ということではないと感じます。「一流」「二流」とまったく同じ構造だと考えればわかりやすいのではないでしょうか。 ちなみに、 手元にある『漢字検定2級頻出度順問題集(高橋書店)』の頻出度B、21番にこの問題があり、回答では「上の字が下の字を修飾しているもの」となっています。解説には「次ぐ+流派と解釈する」とだけ書かれています。

回答No.1

手持ちの漢和辞典では、「亜流」は、 〔国〕まねをする人。流れをくむ人。 とあり、「亜」の意味としては、 「つぐ」(準じる、第二番目) とありました。 また、『広辞苑』には、 1.同じ流派を継ぐ人。同類。 2.第一流の人に追随し、ただそれを真似するだけで独創性がなく、劣っていること。また、その人。エピゴーネン。 とありますので、 「流れを亜(つ)ぐ」 というのが正しいのではないでしょうか。 でも、「亜(二番目)の流れ」でもおかしくはないような気はしますね。 漢字検定は受けたことがないので、詳細は知らないのですが、熟語の構成の問題などというのもあるのですね。 参考書とか問題集とか、たくさん出ているので、そういうのには答えが載っているのではないでしょうか。

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