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≪至急≫青年の不倫の物語
青年の夫を持つ女性に対しての不倫の物語。 これは古くから小説の主題としてあるようなのですが、このことについて教えてください。 それはいつ頃から? どのようなことを意図して物語は作成されたか(青年の成長)? 僕の知っている限りでは、フランス小説にこれにそった内容の物語が多いように思えます。「ボヴァリー夫人」とか…。
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「フランス恋愛小説論」工藤庸子 岩波(中公?)新書 に青年と年上女性との恋愛に関する言及があったと思います。 フランス小説が好んでテーマとして扱ってきた・・・と、工藤氏も述べていました。 今すぐ確認できないのですが、至急なんですよね。もう終わったかな? 他に思いつくのは 「赤と黒」スタンダール 「シェリ」「青い麦」コレット(不倫じゃないけど) ですね。私はコレットで卒論を書いたのですが、そのとき読んだフランス人の研究書によると、青年と恋愛をする年上女性のことを deniaiseuse (綴り自信なし)と言うそうです。 deniaiser :利口にする、世慣れさせる で denisiseuse は「少年を大人の男にする女」の意味になります。 どのようなことを意図したかについては、全く分かりません。 が、古くは中世の騎士文学が、夫ある女性(年上の可能性あり)を崇拝する詩を云々・・・というのを授業でやった記憶があります。ただし、この騎士道恋愛っつーのはかなり形式的な所があるらしく、恋愛というのは「必ず夫ある女性」を恋いこがれることだったそうです。但し、想うだけでそれ以上の行動に出てはいけない。そして結婚はそれなりの家の自分より遙に若い娘とする。「型」だったわけですから、実情は分かりませんね。 ちなみに、 「シェリ」:25歳上の愛人に甘やかされて過ごし、5歳下の娘と結婚。 「青い麦」:16歳の少年が30代後半の女性に誘惑される。彼女が去った後、幼なじみの14歳のGFと寝る。 そう考えると貴方の仰るように、青年の性的・精神的成長に、年上の経験豊富な女性の手を借りると言うのであっているかも。 余談ですが、日本の某歌舞伎俳優は、今は亡き大女優に「人間としても役者としても”男にして貰った”」というのを聞いたことがあるなあ・・・。 かなりいい加減な回答で申し訳ありません。
お礼
返答ありがとうございます。 工藤庸子さんの「フランス恋愛小説論」、この前も授業で教授が推薦していました。今度、必ず読もうと思っていたところです。彼女の翻訳書なら読んだことあるんですけどね…ピエール・ロッティの「アジヤデ」という本です。後ろの解説も興味深く読めました。 その他、推薦の図書、参考にさせていただきます。 ≪至急≫というのは、ある掲示板で女性の「不倫」の話題は削除されなかったのに対し、僕の「テレビ東京・人妻温泉」に関する記述が削除されてしまったことに対する、ちょっとした講義を呈したかったので何かこれを正当化する意見がほしかったので質問しました。 まぁ、「人妻温泉」の話題がちょっと不謹慎だったのかもしれませんが、削除するってのも納得がいかなかったので…。男女差別かなと。 だって、男子が人妻にあこがれたっていいじゃないですか。それに、この番組エッチなものでもなかったのに…。(癒し系です。)