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人とコンピューターとのちがいとは?
僕は理系の方面を志望する高校3年です。 僕が進学を希望している進路は電気電子系なのでコンピューター関係が欠かせないものとなっています。 それで、この方面に進むにあたって最近よく考えることがあります。それは「人間とコンピュータの違いとは何なのだろう?」ということです。違いをのべるとキリがないとは思うのですが、例えば「人間になくてコンピュータにある出力装置、入力装置とは何なのか?」というのを最近考えています。 是非みなさんの意見を聞かせてください。
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人間などの生物も非生物たるコンピュータもプログラムに基づいて行動するという点は似ていますが、プログラムが天然のものか人工のものかという点で異なります。 そして天然のプログラムは種の繁栄を目的として書かれており、生物の存在意義・目的は自分の子孫を残すこと・繁栄させること、と考えられます。 このことは哲学的な話は別として科学的な観点からは人間もまた例外ではないと思います。 一方、コンピュータに書かれるプログラムは使用する人間の意図によって自由に書くことができます。 ですからコンピュータの存在意義・目的はあくまでも人間の都合に合わせて人間に仕えることと考えます。
人間の脳の中には何のためにあるのか分からない回路が沢山あって本人にも把握できているのはごく一部だと思います。一方コンピュータにそのような回路があれば欠陥製品として廃棄されると思います。
- dadaABC
- ベストアンサー率0% (0/1)
No.5さんの言われるように物(情報)を抽象化して認識することをコンピュータは苦手としていると思います。例えば壁に貼ってあるポスターだとか、風景写真と窓の景色とか難しそうですよね。 でも、そのうち、個々の物を全て認識できるようにはなると思います。そして次の段階は物と物との関係性を学習しだんだんと人間っぽくなっていくのだと思います。 しかし、コンピュータでは物と物との関係を知識として蓄積していくことはできても、感情として受け止めることはできません。例えば花を見てそれが美しいということは知っていても、きれいだと感じることはできません。 精神病の中に上記のような状態になる離人症というのがあります。コンピュータと人間の違いを考える一つの見方として離人症を調べることも有意義だと思います。 詳しくは現象学的精神病理学者の木村敏さんの本がお勧めです。
お礼
回答ありがとうございます。 美しいということはわかっていても綺麗だとは認識できない。 これは深いですね。 また、人間に近づいていくというのも興味深いご意見でした。 離人症というものも調べてみたいとおもいます。
- N64
- ベストアンサー率25% (160/622)
人はコンピューターを作りますが、コンピューターは人を作りません。
お礼
回答ありがとうございました。 おもしろいご意見ですね!つまるところそういうことも含まれるかもしれませんね。
- phobos
- ベストアンサー率49% (515/1032)
私も専門家ではないのですが、情報処理の能力で大きく違う点として、人間の場合は情報の抽象化能力が非常に優れているということが挙げられると思います。 計算能力はコンピュータが早いし正確なのはもちろんですが、それだから「優れている」と一概には言えないかも知れません。なぜならそもそも情報処理素子の構造も計算方法も人間とは全く異なっているからです。 人間とコンピュータの違いを問題にするなら、どの観点からの違いを考えるかが大事だと思います。 例えていえば、スコップで土を掘る人間とパワーショベルを比較して、時間あたりの掘削量やコストの観点から比較することには意味がありますが、両者の機構的構造を比較してもあまり意味はありませんよね。 いま、空中に投げあげられた物体の軌道を計算するとします。 コンピュータの場合はプログラムに書き込んだ計算式を機械語に翻訳して機械的に反復計算をして瞬時に答えを出力できます。 一方人間の場合は数式を見てアルファベットや等号のパターンを分析して、かつて習った方程式を思いだし腕や手に信号を送って鉛筆を動かして……といった具合に、コンピュータとは比較にならないほど複雑なプロセスを経てようやく答えを出力します(しかも途中で計算を間違えて×をもらうこともありますね)。 この両者を計算速度と正確さで比較するか、それともプロセスの応用性・汎用性で比較するかによって考え方は違ってくるわけです。 ただし人間は数学や物理学を習わなくとも飛んでくるボールを受け取ることは出来ます。練習を重ねれば無意識のうちに手足が勝手に動いてどんな球でも瞬時にその軌道を計算してキャッチできるようになるでしょう。どちらかというとこの状態のほうがコンピュータの情報処理方式にやや近いのではないかと思います。 ご承知とは思いますが、現在のコンピュータに人間と同じことをさせようとするのは非常に難しいことであり、2本足で歩くとか人の顔を見分けるとか、5歳の人間が難なく行えることをコンピュータにやらせるために多くの研究者が日夜努力しています。人間のやっていることの複雑さがロボット研究を通じてかえって明らかになりつつあります。 蛇足ですが私も質問者さんと同じ年齢の頃、コンピュータが進化したら人間を超えるのだろうか?(例えば映画「2001年宇宙の旅」に出てくるHAL9000などのように)などいろいろ考えていたことがありますが、今はあまり考えなくなりました。人間の脳のアルゴリズムの複雑怪奇さは並大抵のことではコンピュータには真似できない(しないほうがよいかも)とさえ思います。
お礼
回答ありがとうございました。 どの観点から比較するのか、ということは非常に重要ですね。 おっしゃられるとおり情報をすばやく処理できても人間ならわけないことができなかったりという状況があるわけですし。 僕もコンピュータに人間のような「脳機能」をもたせることは、あまり良い未来を思い浮かべることができないので賛成できないですね。
- a-saitoh
- ベストアンサー率30% (524/1722)
というか、まったく違います。 同じところなんて皆無だと思いますよ。 馬と自動車の違うところは何ですか?「人を乗せて移動できる」以外で同じところなんて無いですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにまったく違うとは思います。 ただ明確にここがコンピュータとの違いなんだというところを考えてみたかったんです。
- dogday
- ベストアンサー率29% (2313/7949)
人間とコンピュータの違いは、コンピュータが計算に特化したものであると思います。 違いは、脳は身体の複雑な制御を並列で行なっています。その能力に優先事項の設定ができません。その為計算に特化すると自律できないので、単一処理能力がコンピュータに劣ります。全体の処理能力は、コンピュータに負けないと思います。人間が人間以上の能力を作り出す事は不可能だからです。 そして入力装置が5感あり、出力装置は5体と言葉だけです。道具で機能拡張はできますが、腕を一本増やすなどのハードの増設はできません。 そういう事を考えられるなら、哲学とか認知心理学の方面を勉強した方が楽しいと思いますよ。
補足
回答ありがとうございます。 コンピュータはあることに特化したものということで人間はトータル処理能力をもったものということなんですね。 人間は人間以上のものをつくりだすことはできない、その通りだと思いました!
- zo701
- ベストアンサー率20% (3/15)
コンピューターは全ての解を検索するのに優れていて、人間はその中の最適であろうと思われる解を選択するのに優れているなど言われますね つまり緊急に(瞬間的に)全ての可能性から最適のものを選択しないと行けない時などは、人間が早いと言う事です。
お礼
回答ありがとうございました。 無作為に抽出する、膨大なデータから一定の条件で検索するという行為はコンピュータだけれど、最後の判断をくだせるのは人間だということですか。 やはりそこがコンピュータはコンピュータたる所以、人間が人間であるという証明なのでしょうね。
- tent-m8
- ベストアンサー率19% (724/3663)
専門家ではありませんが、人間よりもコンピューターの方が優れていることを1つ挙げるなら、「計算能力」ではないでしょうか。 円周率の計算等は、すごいですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに速く、正確にという計算能力においてはコンピュータの圧勝ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 コンピュータは合理性の塊ですから人間の脳のようにわからないものだらけだとおっしゃるとおり欠陥品ですね。 おもしろかったです。 脳はまだ使われていない部分がかなりあり、使われることのないまま終わるというのはよく聞く話ですね。 コンピュータとの違いを考えるなら脳のことも知っておかなければならないとおもいました。