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重文、複文

重文、複文の見分けが付きません。 重文、複文に関するサイトを見ると、なんとなく分かった気がするのですが いざ他の文章でトライすると、分からなくなります。 また、次のような、「にもかかわらず」を含んだ文章は重文、複文といえる のでしょうか? それとも単文なのでしょうか? a)仕事中にもかかわらず「えっ」と叫んでしまった。 b)朝早くにもかかわらずたくさんの人が集まってくれた。 a)は「仕事中(である)にもかかわらず」と解釈すると重文、複文といえな くもないような……。ですが、字面だけみれば、「単語+にもかかわらず」 なので単文のようにも思えます。 よろしくお願いします。

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  • DMIM
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回答No.4

「にもかかわらず」についてですが、「に も 拘ら ず」と分けられます。 「に」は格助詞です。「も」は副助詞です。「拘らず」は現代で言うと「拘らないで」で、「拘る」は動詞で、「ない」は助動詞で、「で」は接続助詞です。「拘る」は自立した動詞なので述語です。 ですから、a)には「拘る」と「叫ぶ」のふたつの述語があります。b)には「拘る」と「集まる」のふたつの述語があります。 複数の述語があるということは単文ではないです。 「である」の「ある」は確かに動詞ですが、自立語と付属語という分け方があって、「である」の「ある」は元の「ある」という語の働きと違うことから、自立語でない語だと判断されます。 自立語でない語は付属語と言っても良いんですが、非自立語と呼ばれる場合もあります。「である」の「で」は付属語で、「ある」は非自立語という感じです。 文節は自立語から自立語までです。 ですから、「仕事中である」は「仕事中で」+「ある」ではなくて、「仕事中である」です。 「仕事中であるにも拘らず」なら「仕事中であるにも」+「拘らず」です。 ここまでの回答は、他の人の回答について思った私の考えです。 質問者のtatumi10さんがより良く判断できると良いと思って書きました。 しかし、質問者のtatumi10さんはそれらのことは既に分かっているのかも知れません。 つまり、肝心の質問である 1)単文でないなら、重文か複文のどちらか? 2)「仕事中にも拘らず」=「語+にも拘らず」という分析なのか、「仕事中であるにも拘らず」=「文+にも拘らず」という分析なのか? について、 1)は、ふたつの述語が対等に並立していないので複文だと私は考えていますが、対等や並立というのがあいまいに思えるので、今の私はちゃんとした根拠を付けて説明することは出来ません。 2)は、語だけでなく文にも格を示せるかということと言っても良いと思いますが、これについては、ちゃんとした根拠を付けて説明することはもちろん、考えを示すことも今の私には出来ません。 良い回答を待ちましょう。

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「にもかかわらず」の「拘わら」の部分がすでに動詞というのは知りませんでした。こうなると、新しい解釈ができるような気がします。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • kwan1234
  • ベストアンサー率18% (111/603)
回答No.6

NO4さんのご回答に教えられました。 その流れでいくと単文でもない重文でもない複文だと思います。 けれども他の方のおっしゃる、単文ではないか?という説にも・思いが込められます・です。 1 口語文の中で文語文が使われています。 2 たしかに文法的には「拘わる+ず」でしょうが、この言葉を「ず」を使わないで言い換えよという問題があったら、だれも「拘わらないで」とは言わずに「なのに」「だけれど」と言い変えると思います。 3 「かかわらず」は、それ全体として言い習わし言葉です。 3 つまり「かかわらず」は連語として、「なのに」「だけれど」と等しいということになります。  本当のところこのような論理展開が許されるものかどうか判らない状況です。参考まで。

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 たしかに二つの言い分がどちらも正しいように思えてなりません。 ありがとうございました

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.5

No.3です。すみません。訂正があります。 3の「にもかかわらず」の分解のところで、 「に」を断定の助動詞「なり」連用形と書いていますが、 うっかり勘違いしていましたので、格助詞の「に」と訂正して下さい。 2度手間になり、かえって混乱させ失礼しました。

noname#39977
質問者

お礼

再回答ありがとうございます。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.3

こんにちは。3/8の数独に関する質問では、納得できるご回答をいただき有難うございました。実はあの日が、このサイトの記念すべき私のデビューでした。tatumi10様は、このサイトで私がコンタクトをとった最初の方ですので、大変懐かしく思います。今度はこちらがお答えする番ですね(笑)。 1. 日本語にも勿論、単文、複文、重文の文法区別は存在します。簡単には、以下のような区別があります。 (1)単文:主語と述語の1組だけでできている文(←→複文・重文) 例:私は日本語を話す。 主語は「私は」述語は「話す」、と主語・述語は1組 (2)複文:主語と述語とからなる、2つ以上の句が1つの文を構成しているもの(←→単文) 例:私がなくした本がでてきた 主語は「私が」述語は「なくした」、この主語+述語は本を修飾しており、小さな主語+述語(従属節)と呼ばれるもの。大きな主語+述語(主節)は、「私がなくした本が」+「でてきた」となります。つまり、大きな主語+述語(主節)の中に、小さな主語+述語(従属節)が含まれているのです。 (3)重文:主語と述語ををなえた部分を、2つ以上含む 文(←→単文) 例:花は咲き、鳥は歌う 主語は「花は」述語は「咲き」、もうひとつの主語は「鳥は」述語は「歌う」となります。どちらの主語+述語も、大きな主語+述語(主節)と呼ばれるもの。つまり、重文には、主節が、2つ以上ある文のことをいいます。 2. ご質問文の例を解説すると、 a)仕事中にもかかわらず「えっ」と叫んでしまった。: これは単文になります。その理由は、述語は「叫んでしまった」の1語しかないからです。例文には「仕事中」と表記されてあり、「仕事中である」と動詞を使っていません。その場合は、もうひとつ述語があるとは、みなされないのです。 ちなみに、この文には主語はありません。 b) 朝早くにもかかわらずたくさんの人が集まってくれた。: これも単文になります。理由はa)と同じく、述語は「集まってくらた」の1語しかないからです。例文には「朝早く」と表記されてあり、「朝早くである」と動詞を使っていません。その場合は、もうひとつ述語があるとは、みなされないのです。 ちなみに、この文の主語は「たくさんの人が」となります。 3. a)、b)両例文の、「にもかかわらず」の「にも」を分解すると、 に:断定の助動詞「なり」の連用形 も:譲歩の条件を表す係助詞(副助詞) となります。この断定の「に」が、「である」とう断定動詞を導いてしまうのだと思われますが、「に」はあくまで助動詞であって、動詞ではないことに注意して下さい。 以上ご参考になれば幸いです。

noname#39977
質問者

お礼

お久しぶりです。(SudokuはParismadamさんのおっしゃるように 世界一般ではスドクと呼ばれているようです。誤った情報をお伝 えしてすみませんでした) 回答ありがとうございます。 重文、複文と単文を見分けるには述語の数を調べるのが手っ取り 早そうですね。 ありがとうございました。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

私は国語の授業で重文と複文を習いましたよ。 aもbも同じ考え方ですね。 「~にもかかわらず」は「~にもかかわらない」という文に復元することはできますが、 それは、後半部分すなわち (「えっ」と)叫んでしまった や、 (たくさんの人が)集まってくれた の修飾語になっていますから、二つの部分は対等でありません。 よって、重文とは言えません。 分かりやすく言えば、 a)仕事中にもかかわらなかった、そして、「えっ」と叫んでしまった。 b)朝早くにもかかわらなかった、そして、たくさんの人が集まってくれた。 と書くと意味が変わってしまいますので、重文ではないということです。 また、 前半の部分(~にもかかわらず)と主語述語の関係になる部分が、後半部分に存在しません。(前述のとおり、あくまでも、修飾する・されるの関係です) よって、複文とも言えません。 結論。 aもbも単文です。

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 aもbも単文だったのですね。詳しい説明でよく分かりました。 ありがとうございました。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

重文や複文の考え方は西洋語の文法概念です。 それを日本語に当てはめて、文法体系のように 装っているにすぎません。節というものが存在 しない日本語に重文も複文もありません。 難解なのはそのためです。

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >節というものが存在しない日本語に重文も複文もありません。 とありますが、いくつかのサイトではきちんと重文、複文の 説明が載っているようです。もしも、それがみせかけの説明で あっても、私はそのみせかけの説明で足りうるなら、その説明 での判断の仕方が欲しいのですが……。 ありがとうございました。

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