ラーメンに限らず、麺料理は塩分が多いですね。めん自体はさっぱりして(実際はうどんなんか、めんにもかなり塩が入っていると思いますが)、味があまりなく、汁やつけつゆで味をつけて食べるわけです。そのため汁やつけつゆなどはかなり味付けが濃いです。じぶんでめんつゆやラーメンのスープをつくってみるとわかりますが、すごい量のしょうゆや塩を入れます。
ですので、ラーメンのスープ自体を全部飲んでしまうと、ものすごい塩分になってしまいます。日本そばなんかも、つゆをたっぷりつけて、さらにそば湯につゆを入れて飲んでしまうと…。
梅干しですが、梅干しというのは梅の漬け物です。梅干しに限らず漬け物の塩分はすごいです。塩を直接まぶしたり、塩分のたっぷり入ったつけ汁につけこんで作るものです。
梅干しつくるところを見ればわかりますが、例えば生の梅2キロに対して塩は300グラムです。洗ってふいた梅にこの塩をまぶして置いておくと、浸透圧で梅の中の水分が外に出てきます(だから梅干しはしわしわなんですよ)。そこに赤いしその葉っぱを塩でもんだものと、その絞り汁(赤梅酢)を入れてつけ込み、赤い梅干しができあがるのです。
ですので、まあ塩分の固まり(笑)といってもいいでしょう。
他の漬け物も塩分のいっぱい入ったつけ汁につけ込んだり、ぬか漬けもぬかと塩でできたぬか床につけこんでつくるものですから、当然塩分は高いです。