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半導体の評価

発光ダイオードの評価法として、フォトルミネッセンス(PL)がありますが、論文を読んでいると、時間分解PL(Time-resolved photluminescence)、フォトルミネッセンス励起(photluminescence excitation ; PLE)がでてきます。 これらの方法は、何の目的で行っているのですか? ご存知のかたがいらっしゃったら、回答お願いします。

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回答No.1

はじめまして TRPLは生成されたキャリアの発光までの時間 つまり発光寿命を知ることが出来るわけです それを知って・・・例えばその試料では 発光再結合が優先的なのか若しくは非発光再結合なのか? どういう準位にキャリアが捕獲されているのか?とか PLEは検出する波長は固定して励起波長をふる測定で 例えばバンド端よりも高エネルギー側に ある準位間の遷移が測定できるわけです この測定の利点はある遷移に対応する励起波長で 共鳴的に強く吸収されてPLEスペクトルに反映される訳です これは量子井戸構造の試料の量子数が1以上の準位間の遷移を 調べることなどができます このような遷移はPLスペクトルにはほとんど反映されません エネルギー的に安定なより低い準位にキャリアが移るからです 参考になれば幸いです

w-zaiken
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 非常に参考になりました。

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