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ワイン等級について
こんにちは。 私はあまりワインのことにあは詳しくないので、教えてもらいたく投稿させていただきました。よろしくお願いします。 ブルゴーニュ産のワイン、表示されている等級はすべて同じ基準なのでしょうか? たとえば、同じブルゴーニュ地方の中でもぶどうの採れた場所が違えば等級の基準が違うという事はあるのでしょうか?等級が特級なら同じ価値と思っていいんでしょうか?
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nana-gonさん、こんにちは。 ブルゴーニュワインには、特級、1級があります。 これは畑に与えられている格付けというものです。 「等級の基準」は畑で決まります。 ジュブレシャンベルタン村シャンベルタンという特級畑から収穫された葡萄のみを使って醸造されたワインは特級を名乗ることが出来ます。 ジュブレシャンベルタン村ラボーサンジャックという1級畑から取れた葡萄は、それがどんなに優れていても1級を名乗ることしかできません。 また複数の畑をブレンドすると、格が下がります。 詳細はAOC、またはアペラシオンをキーワードに調べてください。 価格は格付けでほぼ決まりますが、同じ畑でも作り手によって違います。 価格は市場が決めているので、人気のないつくり手は、同じ畑でも安いことが良くあります。 他に価格を左右しているのは、ワイン批評家のコメントです、詳しくは割愛しますがロバートパーカーで調べてください。 結論:ブルゴーニュワインは畑によって決められた格付けが、全てを支配している。作り手は格付け同様、重要な指標である。
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- chacha-ato
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ブルゴーニュ産のワインに限らずフランスで生産もしくは消費される ワインにはワイン法により格付けがあります。 下からヴァン・ド・タープル(Vins de Table)テーブルワインのこと。 次にヴァン・ド・ペイ(Vins de Pays)地酒。 VDQSと略される上質指定ワイン。生産量は少ない。 最上級がAOCまたはACと呼ばれる原産地呼称統制ワイン。 となります。 この最上級のワインについては産地により更に細かい等級が定められて いることがあります。 ブルゴーニュのAOCワインの場合は ブルゴーニュ全域のAOCワインを名乗れるブドウやワインから造られ るAOCブルゴーニュ。 村名ワインなどと呼ばれる生産された地域が特定されているもの、例え ばAOCシャブリなど。 その上に特定の畑からつくられた、プルミエ・クリュ(1級)やグラン・ クリュ(特級)があります。 しかしプルミエ・クリュについては、その地域で造られた全てのワイン が基準をクリアしていれば名乗れる地域もあります。 また、グラン・クリュワインと言ってもブルゴーニュの場合は一つの畑 を何人もの所有者で持っている場合が多く、作り手によって値段は左右 されます。 単独で畑を所有している場合に、生産されたワインはモノポールと表示 できます。有名なロマネ・コンティなどが代表格になります。 ブルゴーニュワイン造りの神様と呼ばれたアンリ・ジャイエ氏の生産し てワインなどは、氏が他界したことにより益々高騰し、並の特級ワイン などが何本も買える村名ワインがあったりします。 ワイン法上の等級よりも造り手により、品質・価格が大いに異なるのが ブルゴーニュの特徴と言えるのてはないでしょうか。
お礼
ワインの格付け、値段の決まり方には奥の深いものがあるんですねぇ。勉強になりました。
お礼
等級や格付け、価値の決まり方が良くわかりました。 実は私、ワインも取り扱っている(酒屋ではありません)ある販売店に勤務しています。まだ最近勤務したばかりでワインに詳しいお客さんに質問されて困っていました。何とかその場は切り抜けましたが今後のために質問してみました。 ありがとうございます。