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高架水槽の回転率
ビルの屋上などによくある高架水槽ですが、実際はだいたい1日に何回転(1日の使用量に対して何杯分)するような容量にしている場合が多いでしょうか? ただし、下階から高架水槽への水量は十分確保できる場合です。
質問者が選んだベストアンサー
教科書で言えば、通常、床面積から人員を算出して、一人当たりの日使用量を掛けて、一日の使用量を決めます。 受水槽は一日2回転として、高加水槽は一日8時間使用として30分から一時間の使用量を容量とします。 高架水槽への揚水量が十分であれば、揚水ポンプの起動を早めにして、高架水槽の容量を減少させますね。 水の使用量は、計算と実際とは異なります。 最近は、オフィスの一人当たりの床面積が広くなる傾向があるので、計算で出るのは、最大使用量と思って良いでしょう。 また、休憩時間が一斉か交代かで、同時使用率がことなるので、状況に応じて変ります。 ある程度、余裕を見て電極棒で容量を変更する方法が一般的ですね。
その他の回答 (2)
各水道事業者の指導基準が優先になります。 質問者さんの地域では、時間平均使用水量の30分から1時間分です。 1日最大使用水量の1/10を標準としている地域が比較的多いですよ。
お礼
ご教授ありがとうございます。 某ビルの改修工事で高架水槽(都合により増圧ポンプにはしない)を設けるのですが使い勝手に困らない範囲でできる限り小さくしたいと思いました。
高架水槽にせよ受水槽にせよ、容量が大きければ良いと言うものではなく、居住人数によって大きさが決定されると思います。 No.1の方は専門家だということなので10分の1程度で分かるかと思いますが、素人には全くわかりません。 私の勤務するビルでは約100人が朝から夜まで居ますが、容量は10トンです。 これがもっと大きくなると流水が少なくなって滞留する時間が長くなり、水分中の塩素が飛んでしまい保健所の水質検査で不合格になることがあります。 高架水槽は水道法で簡易水道と言う区分がなされていて、年に一度の点検清掃が義務付けられています。(念のため)
お礼
実例を挙げていただいてありがとうございます。確かに予算や水質の関係でタンクは必要以上に大きくはしたくないのですがあまりにも頻繁に揚水ポンプが動くのも...ということで妥当な大きさの例を探しておりました。 でも100人の事務所ビルで10tは多いような気もしますが...
お礼
ご教授ありがとうございます。 某ビルの改修工事で高架水槽(都合により増圧ポンプにはしない)を設けるのですが使い勝手に困らない範囲でできる限り小さくしたいと思いました。併せて電極棒も有効活用したいと思います。