- 締切済み
偏光
λ/4板を用いて、直線偏光を円偏光および楕円偏光にすることができるのはなぜですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- connykelly
- ベストアンサー率53% (102/190)
回答No.2
直線偏光の進行方向をz軸とすると、直線偏光は2つの単振動の合成(リサージュ図形)で成り立っていますから、これを具体的に書くと Ex=Axcos(ωt+δx)、Ey=Aycos(ωt+δy)です。 (Ex/Ax)^2+(Ey/Ay)^2-2(x/Ax)(y/Ay)cos(δx-δy)=sin^2(δx-δy)が得られます(→http://oshiete1.goo.ne.jp/qa579581.html)。 λ/4板は位相差(δx-δy)をπ/2ずらしますから、上の式に入れると(Ex/Ax)^2+(Ey/Ay)^2=1で、これは楕円の方程式となります。つまり振動面は楕円を描く(楕円偏光)ということになります。Ax=Ayであれば円の方程式で、この場合円偏光ということになります。ちなみにδx=δyの場合はEy=(Ay/Ax)Exとなって直線偏光となります。楕円偏光や円偏光は位相差の符号によって右回り、左回りとなりますが詳しいことはご自分でチェックください。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.1
よくある説明では、 ・1/4λ板は、直交する偏波面a,bで位相が1/4λ分だけずれる。 ・入射する直線偏光をa,b面の成分(A,B)に分解する。(A,Bは同位相。振幅は、入射光の偏波面と位相板の角度で変わる) ・出てきた光A',B'は1/4λだけ位相が異なる。A’、B'を合成すると、円偏光や楕円偏光になる というような説明がされているかと思います。