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夏目漱石の夢十夜

夢十夜の、第五夜の感想・解釈をおしえてください。 私は読んでみたんですけど、よくわからなくて… お願いします。

みんなの回答

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.1

本来ならば、あなたの感じたことをまず述べていただく必要があるのですが‥‥ 以下の回答が「宿題のお助けマン」でないことを祈ります。 漱石の世界観の一つでしょう。ある人にとって、生死を分ける重大なことであっても、他の人にとって「どうでもいい」ことって、よくあります。世の中は、そういう人たちが、あたかも助け合っているようなフリをして、共同体を作っているのです。 マッチ売りの少女が凍え死にそうになっても、ガラス窓の向こう側の人は、(こともあろうに)イエス様の生誕を祝って、ごちそうを食べているのです。 私にもっと強く連想させる話は、たしか芥川だったと思うのですが、幕府の役人が、罪人の赦免名簿をコピーしているときに、大きなあくびをします。そのために、彼は、1名分だけ抜かしてしまうのです。 漱石の意図が、警鐘であったのか皮肉であったのか、よく分かりませんが、分からないところが、エッセイではなくて文学なのでしょうね。

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