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夏目漱石「三四郎」の解釈書を教えてください。
今晩は(こんにちは)。いつもお世話になっております。 今、夏目漱石の「三四郎」を読んでいるのですが、遠まわしな表現があまりにもありすぎて、私個人の力だけでは解釈しきれない部分があります。 皆様が、「これ!!」と思う解釈書がありましたら、教えていただけますか?
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まだ読みかけということですから、ひとまずは読み終えることですね。 私も、『三四郎』を初めて読んだのは小学生の頃で、それから何度か読みましたが、数十年の間に数回読んだことになります。 年をとって読んで、「あぁ、そういうことか」と気づくこともあります。 一度にすべて理解しようとせずに、その時の自分が受け入れられる範囲で読まれたらいいと思います。 三四郎と美禰子の関係は、今はわけが分らないかもしれません。 また、時代背景というものもありますからね (日露戦争と重なります)。 「ストレイ・シープ」という謎のような言葉は、新約聖書の福音書の中の記述に関係があります。 「ハムレット」の芝居がどうのこうのというのは、シェークスピアの芝居を日本語で、しかも日本の歌舞伎かなんぞのような調子で役者が演じているので、文明開化で西洋の文物を取り入れたといっても、ちんちくりんなものだという批判が込めてあったりするわけです (形は西洋風でも、その根源にある文化の精神は置き去りにして、形だけを真似ているという)。 そのちんちくりんな感じは、別な意味で三四郎と美禰子との関係にも表れているかもしれません (三四郎は何しろ「田舎者」ですから)。 また、三四郎の故郷の母親からの手紙が来ますね。あの前時代的な内容と、東京という都会の対象も、コントラストです。 まぁ、そんなことは、読んでる時にいちいち考えてたら、楽しめやしませんや。
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- wanekoz
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ふつうの現代的な文章なので解釈書なんてないでしょう。 三四郎は「それから」「門」と三部作を成すと言われています。 「それから」は松田勇作主演で映画化されており 良くできているので、そのDVDを見れば 小説を頭の中で映像化できるかもしれません。
お礼
そうですよね>< よく読んでみれば、あまり難しい文章ではありませんでした・・・・。 何を勘違いしていたのやら・・・・。 くだらない質問に答えて下さり、感謝しています!!
お礼
そうですね。まず読み終えることからはじめます>< くだらない質問に答えてくださってありがとうございました!!