学校に通うことはほとんど意味がないというのが私の結論です。
学校によっては色々授業やカリキュラムに工夫を凝らしているところもあり、有名な作家の講演や、編集者の人の話が聞けるなどと言う特典もあると思います。こうした講演を聴く、体験するというのは、小説の実力をつけると言うより、社会的な知識(得意な知識)を得るという意味では有用だと思います。少なくとも作品のネタにはなると思います。小説は人生経験がかなりものを言ってくるところがあるので、そう言うものの一環として有用性があると言えばあるかも知れません。ただこういう事を書けばわかると思いますが、この手のスクールなどは、それ自体では、小説を書く上でめざましいメリットはないと言うことです。かなり高価な授業料を必要とするところがほとんどですし、強いて言えば同じ目的のお仲間ができると言うメリットはありますが、同時に、お仕事の傍ら続けるにはかなり負担の重い場合もあるでしょう。学校のカリキュラムや、出席の時間を取るために、肝心の執筆の時間がなくなるというのでは本末転倒ではないでしょうか。既にHPで活動されておられ、さらにステップアップというのであれば、いっそ出版社などの新人賞に応募されてはどうでしょうか。賞によっては、上位者の選考をHPに公開しているところもありますし(誌上での公開もあります)少なくともどの作品が2次専攻を通ったかと言う結果はわかるところが多いと思います。詳しい講評が聞けるというのとは少し違いますが、授業料を払うわけでもありませんし、まさしくプロの目にさらされるステップです。うまくいけば、当然プロの道も開けます。
少なくとも私は、小説学校等々に、新人賞投稿以上の価値があるとは思えないです。
補足
遅くなりましたが、現在自分のHP上で小説を書いて公開しています。 その中で色々な批評を頂いているのですが、そこからもう一段階上に行きたく思いましたので、今回こちらに質問をあげさせていただきました。 引き続きよろしくお願いいたします。