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世界中を飛び回れる研究者になるにはどうしたら良いですか?
- 世界中を飛び回れる研究者になるためには、海外に支社の多い企業にR&D職で就職することが必要です。工学博士の取得も有利です。
- 企業研究者で世界中で仕事をするためには、研究職での経験が必要です。海外の支社に配属され、国際的なプロジェクトに参加することが可能です。
- 工学博士の取得後に世界中を飛び回れる研究者になるためには、専門知識を高めることと、グローバルな視野を持つことが重要です。
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やっとあなたの心配が分かりました。 私も以前は電機メーカの研究所で半導体デバイスの研究開発をしていましたが、周りの人を見る限り、そう悲観することでもない様に思います。 むしろ、ドクターで入社した人はすぐに役職がついて、うらやましいくらいに思っていました。 その後は人それぞれで、一部の優秀な人はすぐに部長級になって、研究所内の他部門の所長になったり(一部幸運な人は自部門の所長になることもあるが)、事業部に行ったりしてますが、大半の人は一研究者として残っています。 企業の研究所では、大学のような基礎的な研究はほとんどやらせてもらえませんが、ほぼ一人でコツコツと研究を続けるのと、研究所長或いは事業部長として数十人~百人以上の部下を指揮するのと、どちらがやり甲斐があるのかなぁと考えてしまいます。 もちろん部長や所長ともなれば、海外出張の機会も増えます。 どうせ好きな研究をあきらめるのであれば、研究所長を目指すくらいの気概を持って就職した方がよいのでは? 或いは、どうしても海外出張に行きたいのであれば、最初から事業部に入るのも一つの手です。 海外の工場の立ち上げばかりでく、製品の開発や他社との交渉にもドクターの専門知識は重宝されるし、それこそ海外事業所を飛び回る仕事に就ける可能性が高くなります。 基礎的な研究は諦めるしかありませんが、自分が開発に携わった製品が好評を博して出回っているのを見るのは、技術者の最大の喜びです。 尚、企業の研究所で自分の研究テーマがなくなりそうになったときは、そのまま諦めるか、他社に転職するか、ドクターなら大学に戻るかです。 企業である程度の成果を挙げた人なら、大学に戻ってもすぐに教授になっています。 また前に書いた、1年の1/3は海外を飛び回っている人は、やはりドクターで就職した人ですが、企業の工場長を退職後に自分の会社を作り、国際会議や展示会のレポートを主な仕事としています。 ドクターにはこんな道もあるということで。
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- tknaka
- ベストアンサー率45% (225/491)
先端的な内容に関して、細かい議論ができるだけの英語力は当然必要です。それは大丈夫なのでしょうか?
- semikuma
- ベストアンサー率62% (156/251)
失礼ですが、まだ学部生ですか?博士課程に在籍の方の質問とは思えませんが。 国際学会の論文発表はあくまで結果であって、それを目的に就職することは本末転倒と思います。 例えば(私が得意とする光通信の分野で例を挙げると)OFCやECOCなどの有名どころの国際学会は査読があり、投稿すれば必ず採択されるものではありませんし、査読に通る程の論文を年間何本も書けるものではありません。 また招待講演でない限り旅費は自費(一般には会社持ち)なので、企業にとって重要な論文発表でない限り、そう何度も行かせてもらえるものではありません。 つまり、国際学会を飛び回ることを目的に就職すると、期待外れに終わる可能性大です。 No.4に書いたのは、5年10年頑張っていい研究成果を出し続ければ、国際学会のchairやProgram Committeeなどの声が掛かり、費用は相手持ちで行けることも多くなるでしょう、ということです。 それよりは、就職してそれなりの実績を積み、国際標準化の委員になることをお勧めします。 (通信なら、IEC、ITU-T、IEEE、IETF、3GPPなどなど) ガラパゴス携帯を例に挙げるまでもなく、グローバル化した現代では標準化無くして商売が成り立たちません。 近年ではNTTをはじめ多くの企業で標準化に力を入れているので、委員会出席のためなら企業も喜んで旅費を出してくれます。 もちろん、国際学会の論文投稿も並行してできます。 いずれにしても、どこの企業が特に有利とか、どこの分野がよいとかはありません。 要は、あなたがどの分野で最も力が発揮できるかです。 昔から「好きこそ物の上手なれ」といいます。 研究室選びがまだなら、目先の就職にとらわれず、あなたが最も興味が持てそうな分野を選ぶことをお勧めします。 頑張ってください。
- semikuma
- ベストアンサー率62% (156/251)
私の周りにはいっぱいいますよ。(私自身は違うけど) 就職してすぐに、というのは無理ですが、先ずは先端的な研究をして、国際学会に何度も投稿することです。 そのうち認められれば、国際学会のchairやProgram Committeeなどの声が掛かるようになります。 また、国際標準化の委員になるのも早道ですね。 実績を積んでconvenerになれば、私の知ってる人は1年の1/3は世界中を飛び回ってます。
お礼
皆さん回答ありがとうございます。 具体的にどの分野、どの企業に入れば、国際学会に出まくることが出来るのでしょうか? ちなみに私は電気系の学生ですが、学会発表などで見かける企業と言えばNTT物性研くらいしかありません。 NTT物性研は非常に魅力的だとは思いますが、採用する人数が極めて少ないために、入れるとは思えません。 他にも具体例がありましたら教えて下さい。
- zaykax
- ベストアンサー率40% (321/802)
元同僚ですが、よくシンポジウムだのカンファレンスだの 国際会議だの云って海外に出掛けている人がいました。 たまにセールスで営業と一緒に出かけたりもしていましたが。 世界中でそういうのが開催されている業界や、そういうのに よく顔を出している企業を探してはどうでしょうか。
- mayosilo
- ベストアンサー率17% (45/258)
工学の研究はひとつの研究所で行うのであって 世界を飛び回る仕事ではありません。 遺跡や化石を発掘するとか生物の分布を調べるなら別ですが。
- kusirosi
- ベストアンサー率32% (2838/8859)
自家用飛行機購入し、 飛行機操縦免許取得しなはれ(^-^)/ zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
お礼
ちなみに今はD2です。 自分でもアホな質問だとは思いますが、リアルで他の人にこんな相談したりすると アホだと思われるため、ここで質問しております。 私の専門は、デバイス・材料系のことをやっております。 DocomoやKDDIなど通信系の企業だと海外出張はかなり多いという話は聞きますが、 自分の専門は全く通信とは関係ないため、修士課程ならまだしも 博士では通信系の企業に入れるとは思えません。 私の専門からすると、企業では ソニー、東芝、日立、パナソニックなどの電機メーカーか、 独立行政法人の研究所だと考えております。 しかしながら研究所は、極めて採用の枠が狭いために、 現実的には前者の企業に入ることになると思います。 そして、これらの企業に研究職で入社したとしても、昨今の不景気により いずれも基礎研究の部門を縮小しており、一生、研究職でいられるとは思えません。 その後は開発か生産管理か何かに回されることが見えております。 そのため、企業に入る限りは、自分の好きな研究をどこかで放棄する必要性が出てくると思います。 そうした時に、やはり自分が仕事の中で遣り甲斐を見いだすとすれば、 やはり海外出張にあると思います。 要は、入社して若いうち5年10年は研究をやらせてもらえたとしても、 その後、生産管理とかに回されると思うと、どこの企業にも入社しようと気力が起こらなくなるということです。 基礎研究の部門から外されたとしても、何か役員として、海外出張の一環で国際会議や委員会などに出られると思うと 俄然やる気が出てきます。 この考え方は、自分でも子供じみているというか、社会をなめているような気がしますが、 semikuma様も仰っているように、「好きこそ物の上手なれ」であり、 やはり今後数十年間勤める会社だからこそ、何としても譲れないと考えております。 他に何かアドバイスがありましたら教えて頂けますでしょうか?