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「好き」って何者?

現在、スウェーデン人の友人に日本語を教えているのですが、 自然に使っている母国語を体系的に説明する難しさを実感しています。 聞かれた質問にうまく答えられなかったので、助言をお願いします。 たとえば、「りんごは大きい。」 の場合、「大きい」という形容詞の主語は「りんご」ですよね。 「りんごが好きだ。」 の場合、「好き」の主語は省略された「私」であって、「りんご」は目的語ですよね。 (ここで「なぜ『が』なんだとも聞かれましたが、それはまた別の問題として・・・) では、「好き」は動詞なのか、と聞かれたのですが、よくわからないのです。 英語では、上の二文は The apple is big. I like apples. となり、それを日本語に当てはめてしまいこんがらがっているようです。 「好き」は動詞なのでしょうか?I like youから直訳してlike=好き、 と言ってみても、いまいち腑に落ちません。使い方は形容詞っぽいですが、 I like youのlikeが形容詞ってどういうこと? かといって、動詞にしてはずいぶん形が変わっている。。と、 堂々巡りになって説明できませんでした。 どう説明したらわかりやすいでしょうか?私は、動詞か形容詞かなんて 分けなきゃいけないのかな。。とまで思ってしまいました。 よろしくお願いします。

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  • tanuki4u
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回答No.3

根本的には、英語文法に無理矢理会わせて作った日本語文法の発想で、日本語を英語文法で説明できると考えているので、悪戦苦闘してしまいます。 英語で言うところの動詞と名詞とかいったいろいろな品詞をすべて一つの文字で表現する言語である「中国語」漢字体系を使って日本人の心情を表現するようにしたのが日本語だ、というのをそのスウェーデン人にまず、理解させることが重要かと。 とすると、それぞれの単語、林檎 好 大 という個別のものをつなぎ合わせている(思い、関係を込めている)助詞が日本語表記における特長となります。 「は」 副助詞です。主語であるという格を与えている格助詞ではありません。 相手に対して、これからの話題は これでっせ!と宣言するような感じです。なので、下記のような表現も成立します。 林檎は 好き → 林檎 と 好き という二つの単語に対して 話者が 特別に関係性を認めていると表現しています。 前後に、葡萄は 嫌い という別の関係性を明示的にあるいは暗示的に示すことが前提になります。 「が」は対象を明示する格助詞。 好きだ! 林檎が! 好きだ! 林檎は! 前者では、「は」で説明した葡萄とか他の存在は関係なく、独立で林檎への愛が成立していますが、後者では「けど、梨は嫌い」というような内容が隠されています。 というように、相手の土俵で説明しようとすると、破綻しますので、日本基準で説明された方が、スウェーデン人にもわかりやすいかと。 ※ スウェーデン人はヨーロッパの日本人ともいわれていると、スウェーデン人の知り合いが言ってました。まぁリップサービスかと思いますが、ちょっと目を離すと、パブに行くのがイングランド人で、ちょっと目を離すと、繕い物とか、手先でこちょこちょ仕事をするのが好きなのがスウェーデン人だそうです。

mikenorth
質問者

お礼

ありがとうございます。とても勉強になります。 >英語で言うところの動詞と名詞とかいったいろいろな品詞をすべて一つの文字で表現する言語である「中国語」漢字体系を使って日本人の心情を表現するようにしたのが日本語 この部分、頂きます(笑 スウェーデン人の知り合いの方もいらっしゃるとのことで、 とても参考になりました。ちなみに、実際私もこちらで スウェーデン人と知り合えば知り合うほど、日本人に似ているなーと 感じる部分が多いです。「出る杭は打たれる」という諺まであります。 「が」と「は」の説明までしてくださり、ありがとうございました。

その他の回答 (10)

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.11

 このようなところで、かなり突っ込んだ文法の議論がなされていることに、初めて気がつきました。  主にDMIMさんと、kyouzaiya-kさんの議論を中心に、わたしの考えを述べておきます。  「好く」という動詞が存在したことはお二人とも認めていらっしゃいます。「好かない」は「好かない奴」「いけ好かない」などの形で今も見られます。また「好いた」という語が  嫌なお方の 親切よりも 好いたお方の 無理がいい(都々逸) のように江戸期から近代初期までは残っていたのでしょう。  この「好く」の連用形から転成して「好き」という名詞が出来た。これも問題はないでしょう。  「好きか、嫌いか、はっきり言え」の場合は、名詞の用法と考えますが、この時点で「形容動詞」を念頭に置く人なら「好きなのか、嫌いなのか」の「なの」が脱落した形と考える人もあるかも知れません。  詰まるところ、「好きだ」が「形容動詞」なのか、どうかの問題になるわけですが、どうやら古語の「静かなり」が、品詞の働きは形容詞と似ているが、(その起源は「静かに」+「あり」であり)活用は「ラ変」と同じだから「形容詞」+「動詞」で「形容動詞」と名付けられたけれど、今は活用語尾も「断定の助動詞」と同じになったのだから「形容助動詞」とよぶべきかと(冗談です)。  形容動詞は、学校文法の元になった「橋本文法」と「松下文法」(内容は少し違うらしい)くらいしか認めず、「山田文法」は「体言+存在詞(だ)」とし、「時枝文法」は「体言+だ」など、「学校文法」を除けばあまり一般的ではありません。しかし、今学校文法を外しても混乱を招きますから、やはりしばらくは認めることになりましょう。 >形容動詞についてですが、例えば「だ」が入っている「静かだ」までを一語とする考えに納得できません。 DMIMさん  しかし、「形容動詞」の存在を否定しないのなら、用言として「活用」することを認めざるを得ません。「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら・○」という活用語尾も入れなければ仕方がないでしょう。  日本語文法のサイト(庭 三郎氏)は、わたしも紹介したことがあるのですが、今までの日本語文法とちがったもので、ある意味では驚きです。日本語文法の特徴は、助動詞を否定し、用言の活用形(未然・連用…)を使わず、助動詞を含めた形で「変化形」(否定形・可能形・受身形・仮定形…)を使用すること、「アスペクト」「テンス」を論じるなど、かなり英文法に近いものでした。  庭氏は更に最近の学者による文法上の研究成果を取り入れています。 例えば日本語の文は、「補語と述語」からなるとし、主語には一切触れていません。ただし、「は」による「主題」は取り入れています。(これは多分三上章の「主語不要論」を採用したのでしょう)また、幾つかの助動詞は認めています。文法に興味を持つ人は是非一読されることをお勧めします。

参考URL:
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/index.html
mikenorth
質問者

お礼

言葉の成り立ちを調べるのが好きなので、とても興味深いです。 やはりまだまだ定まっていない問題なのですね。 参考URLのサイトも面白そうですね。拝見したいと思います。 ありがとうございました。

  • DMIM
  • ベストアンサー率17% (10/56)
回答No.10

私の回答に不足があったり付け足したいことがあったので、また回答します。 「りんごが好きだ。」の「りんご」は主語です。「好き」は名詞述語です。 質問者のmikenorthさんがより良く判断できるように、No.9のkyouzaiya-kさんの色々な考えを受けて、私も書きたいと思います。 『「好く」は、上記のように「ます」には下接することはありません。』の理由が、まず聞かれないからというのは、文法と関係があるのでしょうか。文法として考えると、挙げてくれたように『「好かない・好こう/好きます・好いた/好く。/好くこと/好けば/好け」』となるのですから、「好く」は「好きます」とも出来るはずです。 『よって、「好きだ」が動詞「好く」の連用形「好き」に「だ」がついたもの考えることは不可能なのです。』とあるので、私の考えはちゃんと前半に書きましたが、念のために書いておきます。 正確に書くと『因みに、「好き」が連用形であるという考えでの・・・』という部分は『因みに、「好き」が「好く」の連用形が元である名詞であるという考えでの・・・』となります。 ですから、名詞「好き」+「だ/です」という考えです。 形容動詞についてですが、例えば「だ」が入っている「静かだ」までを一語とする考えに納得できません。そういう考えをしている人たちが、名詞についても、例えば「本だ」や「先生だ」が一語だと言うのなら、一貫性があって納得は出来ます(そう考える人もいるみたいです。)。 しかし、私には「本だ」などが一語とは思えないので、結局例えば「静かだ」や「複雑だ」などは「静か+だ」や「複雑+だ」と捉えています。 そして、その「静か」や「複雑」という語はどういう品詞なのかですが、名詞でも動詞でも形容詞でもないように思うので、結局形容動詞と呼ばれる品詞として扱います。名前としては「ナ形容詞」の方が私は好きです。 しかし、繰り返してしまいますが、「静か」が形容動詞であって「静かだ」が形容動詞だとは思っていません。

mikenorth
質問者

お礼

好く、好む、好きになる、たくさんの形がありますね。。 一つの言葉が何の品詞か、でこんなにたくさんの議論があるのですね。 その点においても、英語と日本語は違うんだなということがわかりました。 度重なるご協力、ありがとうございました。

回答No.9

マナー違反かもしれませんが、#8の方に御説明します。 「好く」という動詞があって、それが五段動詞であることはまちがいありません。ただし、使われ方に特徴あります。 「好かない・好こう/好きます・好いた/好く。/好くこと/好けば/好け」 連用形に「ます」のついた「好きます」や、仮定形「好け(ば)」は、絶対といっていいくらい耳にしません。連体形「好く○○」や、命令形「好け」も、まず聞かれません。 このように、使用が限定的な理由はいくつか考えられますが、同系統の形容動詞「好きだ」が存在して「好きです」「好きな○○」「好きならば」などが一般に用いられていること、似た意味の「好む」という動詞があって、「好みます」「好む○○」「好めば」が普通に用いられることなどが挙げられます。 動詞の連用形が一般に名詞に転成するのは事実です。実際、形容動詞「好きだ」も、動詞「好く」の連用形の体言化した「好き」に断定の助動詞「だ」がついたものという説は納得できます。 さて、ここから先が問題です。連用形とは、助動詞「ます」や「た」、接続助詞「て」などに下接する活用形です。「好く」は、上記のように「ます」には下接することはありません。「た」や「て」に下接する場合はイ音便を起こして「好いた」や「好いて」となります。 「だ」や「です」は、連用形に下接することはありません(というより、動詞に直接「だ」「です」が下接することはないのです。)。「読んだ」などの「だ」は、五段マ行の動詞「読む」の連用形「読み」に助動詞「た」がついて、動詞は撥音便を起こして、「た」が「だ」と濁ったものとされます。つまり動詞連用形についた「だ」は、過去や完了などを表す助動詞「た」が濁ったものであって、断定の助動詞「だ」ではありません。 よって、「好きだ」が動詞「好く」の連用形「好き」に「だ」がついたもの考えることは不可能なのです。 また「好きです」ですが、学校文法ではこれも形容動詞の一つの活用形とみなします。ただ、「~だ」形の形容動詞 ただ、#6でも申し上げたように、形容動詞は最も問題の多い品詞です。よって、形容動詞という品詞を認めず、「体言+だ(断定)」という形であるとする説などもあります。 よって、「好きだ」を体言「好き」+「だ(断定)」とする考えには一理あります。 学校文法を始め、国文法(日本人が母語である日本語を研究する際の文法)では「形容動詞」を一語の品詞と考える説が主流ですが、日本語文法(日本語を学習する外国人向けの文法)や言語学では、形容動詞を認めない立場もあるようです。 私自身は、国文法(学校文法)に固執するつもりは全くありませんが、形容動詞という品詞を独立して立てることは合理的であって正当であると考えています。 いずれにしろ、#8の方が(あるいはほかの多くの方が)、形容動詞について言及されていないのは不思議です。形容動詞を否定なさるのならかえって話もかみあうと思うのですが、全く触れていらっしゃらないのでどうご説明したらいいものか正直戸惑っています。中学校で習わなかったのか、忘れてしまったのか、学校で習ったことなど全否定したいと思っているのか……。中高生向けの文法書を書いている者として、文法教育の不徹底ぶりに危機感を覚えつつ、興味も感じるところです。

mikenorth
質問者

お礼

形容動詞と言って、確かにこれは問題の多い難しい品詞なんだよ、 とそのまま言ってみるのも納得しやすいかも、と思いました。 それを踏まえて形容詞として扱って大丈夫だよ、と言ってみたら・・・ 方向が見えてきました。kyouzaiya-kさん、皆さん、ありがとうございます。

  • DMIM
  • ベストアンサー率17% (10/56)
回答No.8

私の考えは、No.1のsuzukikunさんのアドバイスと全く同じです。 同じなのに私も回答する理由は、No.1のsuzukikun以外の6つの回答が違う考えだったことと、後の回答程、先の回答を受けて回答できることを踏まえたからです。つまり、No.1のsuzukikunさんの回答が、よく考察された簡潔なアドバイスなのに、いかにも安易なアドバイスに見えてしまっていると考えたからです。 改めて書きます。 「好き」は動詞である「好く」の連用形であって、動詞の連用形は名詞扱いする場合もあります。 名詞扱いする例:彼の読みは正確です。 笑いを追求する。 名詞扱いしない例:彼は正確に読みます。 笑い合って追求する。 No.2のgotodekiさんが、おかしな活用になるという理由で「好き」を動詞の連用形でないとしていますが、挙げていた活用を見ても全くおかしくないと思います。普段使われないという理由でおかしく思うのかも知れませんが、文法としておかしくないと思います。 ですから、「好き」や「欲しい」を修飾する「が」を、「を」と同類だと変に考えなくても良いということです。 因みに、「好き」が連用形であるという考えでの「私はりんごが好きです。」という例の文の捉え方ですが、「りんごが私の好きです。」と捉えます。 「好き」を「好み」に変えるとよく使われている表現になります。 この例の文については、「は」についての知識も要ると思うので、興味があれば別に探して勉強してみると良いと思います。

mikenorth
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり、活用の話はしないといけないようですね。 「りんごが私の好きです」 うーん、こういう捕らえ方もあるのですか。 確かに、名詞としても使える言葉なのですね。 日本語は奥が深いです。ありがとうございました。

  • kobarero
  • ベストアンサー率29% (106/361)
回答No.7

「なぜ『が』なんだ」の答えは、「りんごが好きだ」の「が」は主格の「が」ではなく、対格の「が」だからです。「を」と同類です。 「好きだ」は形容動詞です。外国人向け日本語文法では、形容動詞は「ナ」形容詞と分類される場合が多いので、形容詞と考えれば、説明が楽です。

mikenorth
質問者

お礼

「が」が主語にも目的語にもつくというのが、欧米の文法に慣れた人には 難しいようですね。。特に日本語では主語を省略してしまうのがややこしいようです。 外国人向けには「ナ」形容詞と教えられているのですね。 こういう、日本語教師が使う方法というのは助けになりますね。 ありがとうございました。

回答No.6

取りあえず国文法(学校文法)の立場から説明します。 既に出ている内容を含みますが、改めて整理して書きます。 「好きだ」は形容動詞です。形容動詞は文法論上最も問題の多い品詞の一つですが、口語文法においては、体言相当の語幹に活用相当部分(だろ/だっ・で・に/だ/な/なら)がついたものと考えればいいでしょう。用言の一つで、単独で(終止形で)述語になります。叙述性をもつということです。 形容動詞には、主体(多くの場合は主語)の状態・様子・性質といった属性を表す場合と、主体(人間で、多くの場合は主語)の感情・判断などを表すものとがあります。「静かだ・元気だ・平和だ・細かだ」などは前者にあたり、「好きだ・嫌いだ・愉快だ」などは後者(以下、便宜的に「※グループ」とします。)にあたります。 ※グループは、主体(人間)がそのような心持ちとなる(判断をする)対象をもつのが普通です。その対象を表すのが、格助詞「が」です。御質問の文の場合、主述を明示すれば、必ず「人(主体)は、リンゴが(対象)好きだ(心持ち・述語)」となります。 同じようなことは形容詞にも見られます。「欲しい・楽しい・嬉しい」などはいわば※グループであり、「私は リンゴが 欲しい。」という形の場合、「欲しい」という形容詞は「好きだ」という形容動詞と同じように主体の心持ちを表し、「リンゴが」はその対象を表しているのです。 形容動詞という品詞は義務教育(中学校の国語)で必ず習うはずで、それさえマスターしていらっしゃれば、質問者の方もそこまで悩まれなかったと思うのですが、いかがでしょうか(かく言う私も、三十過ぎて国語を仕事にするまで「形容動詞」というものの存在を知りませんでした。その私が今では文法書を書いているのですからおかしなものです。) 対象を示す格助詞「が」や、「私は リンゴが 好きだ。」の各成分などについてお知りになりたければ、改めておっしゃってください。補足します。 また、日本語を学習する外国人向けの文法を一般に”日本語文法”といいます。日本語文法にもいくつかの種類がありますが、形容動詞という術語を使わないものが多いようです。日本語文法の中で最も(あるいは唯一)よくまとまっているサイトを下に貼っておきます。その中で「ナ形容詞」とされているのが国文法でいう形容動詞です。

参考URL:
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/03keiyousi.html
mikenorth
質問者

お礼

こんなに一般的な「好き」という単語が、ここまで深いとは思いませんでした。。 形容動詞という概念は、確かに日本語学習者にとって混乱の元でしょうね。 私も習った記憶はあるのですが、それを外国人の学習者にとって わかりやすく説明するのはとても難しいです。。「なるものはなる!」 と言ってしまいたくなるのですが・・笑 大変論理的な説明をありがとうございました。 ノートに取って、私自身も勉強してみたいと思います。

  • Big-Baby
  • ベストアンサー率58% (277/475)
回答No.5

「好きだ」は伝統的な日本語文法では形容動詞です。ただ、外国人のための日本語文法では形容動詞はよく「な形容詞」として説明されますね。  さて、「わたしはリンゴが好きだ」を西洋人に説明するには  I like applesと訳すのではなく、  I am fond of applesと訳してはどうでしょう。 英文法ではfondは形容詞、そしてof+目的語を取るのです。 日本語も「好きだ」は「な形容詞」、「が+目的語」を取るのです。

mikenorth
質問者

お礼

なるほど!一発でわかりやすく説明するなら、be fond ofが最適に見えますね! 目からうろこです。ありがとうございます。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.4

日本語の英語の構造の違い 大学受験のころ読んだ参考書にあった話。 明治から大正時期の英語学の泰斗が、 He is a good begger. という英文を「彼は乞食るのがうまい」と訳したそうです。BEGという動詞から派生した名詞BEGGERを乞食という名詞から訳出するのではなく、動詞にまで戻して訳出したというのが、この逸話のキモ。 このように、日本語と英語は違うということだそうです。

mikenorth
質問者

お礼

ありがとうございます。 日本語を英語で説明することの難しさを、スペリングの段階でもよく感じます (日本語で「ha」と「wa」は同じなのか??など。日本語はアルファベット ベースじゃないんだよ、と何度も何度も言いました。。)。 それほどまでに違うのですね。興味深いエピソードをありがとうございました。

  • gotodeki
  • ベストアンサー率30% (24/80)
回答No.2

いろいろ説があるようですが、形容動詞の語幹と考えるのが最も妥当な 説明がつくのではないでしょうか。 「好きだ」…だろ・だっ・で・に・だ・な・なら。の活用に当てはまります。 英語のlikeは動詞ですが、日本語の動詞らしくしようとすると「好む」と訳せばそれらしくなります。 「わたしはリンゴを好む」というように。 「好く」という動詞という説もありますが、そうなると五段活用になると思います。 …好か(ない)未然形○・好き(ます)連用形???好け(ば)仮定形???好け(命令形)??? おかしな活用になってしまいますね。 ですから、私は「好き」が動詞であるという説は採用していません。

mikenorth
質問者

お礼

ありがとうございます。 likeを「好き」と訳してしまうところに誤解の根本がありそうですね。 日本語学習を始めて日が浅いので活用の話をすんなり聞いてもらえるか わかりませんが、応用が効く形として話してみようと思います。

  • suzukikun
  • ベストアンサー率28% (372/1325)
回答No.1

「好き」は単体で使われるのであれば名詞ですね。 I like you.を厳密に日本語に訳すのだと「私はあなたを好く」で、ちゃんと動詞を入れた形に訳すことができます。ただ口語ではこのような言い方はしないで、名詞で受けたり、「好きです」の「です」を省略した動詞の連用形として使ったりしているのだと思います。

mikenorth
質問者

お礼

ありがとうございます。 論理的なことと一般的な口語は違いますし、 英語から日本語へ直訳しようとしないほうがいいですよね。

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