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接触抵抗・熱起電力の発生~影響

只今機能性材料の特性評価というのを行っておりまして、4端子法を用いて、電気抵抗率、温度係数などを測定する実験を行っております。 本題ですが、この実験の時に「接触抵抗」及び「熱起電力」について、これらの発生メカニズム、及び電気抵抗の変化を測定する際に与える影響をご教授いただきたいです。

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回答No.1

接触抵抗 これは、まさにサンプルに電極を取り付ける取り付け方によるかと思います。 4端子測定だと、 ・電圧端子に関しては、十分高インピーダンスの計器で電圧を測定すれば接触抵抗の影響は無視できる ・電流端子に関しては、接触抵抗による発熱、サンプル内部の電流分布に与える影響、を考慮する必要がある かと思います。 熱起電力 異種材料を接合し、温度分布に不均一がある場合におきるかと。(特に温度を変化させながら測定する場合には、各部の温度が均一になりにくいので、影響は大きいかと思います。) こちらは、電流端子に関してはほとんど影響は出ないでしょうが、電圧端子に関しては誤差の要因になるかと思います。(測定電圧のオフセットになるので) 対策としては、測定電流の極性を反転させながら測定し、起電力によるオフセットを相殺させる、という手がよく使われるようです。

kzhr
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございます。 問題解決いたしました。

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