• 締切済み

言い間違いはどうして起こるのですか?

こんにちは。 最近、ふと会話をしていて思ったのですが、「雰囲気」という言葉を言うときに「ふいんき」という人がいますが、これはどういう理由で間違えていると思いますか? また、様々な言い間違いが紹介されているサイトや、他によくある言い間違いがありましたら、理由も合わせて教えてください。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.6

「ッ」の後の濁音が発音しにくいとされます。 「バッグ」「ドッグ」「ビッグ」などは今時書く場合に間違える人はいませんが発音すると「バック」「ドック」「ビック」となる人がいます。 和語や漢語にはそのようなものがほとんどないことに気付きます(仏陀(ぶっだ)位しかすぐには思いつきません)。発音としては難しくないのに頻度が低いものはやはり発音間違いになるようです。 「ピンヘット(Pinhead):タバコの名前」や「ブルドックソース」などはこの例で「ブルドックソース」は今でもこれが正式名です。

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.5

(1) けいんち 「雰囲気」を「ふいんき」と言う人には、少なくとも3種類あると思う。第一は、当人は「ふんいき」と発音しているつもりだが、それが他人には「ふいんき」と聞こえる場合である。 知り合いに「賢一」という人がいるのだが、彼の母親が息子を呼ぶのを聞くと、私には「けいんち」としか聞こえない。しかし、息子の名を間違えるはずはないので、あのお母さんは「けんいち」と発音しているつもりなのだろう。 私たちは他人の些細な言い間違いを聞き咎(とが)めがちだが、自分の声を録音して聞いてみるとガッカリする。私の場合、早口の時は「カラオケの『音域』」を「おいんき」と言っていることが判明した。しょせん、素人の発音なぞ、不明瞭で滑舌が悪いのである。 第二は、タレントなど「喋りのプロ」でも、「ふんいき」と明瞭に発音しない場合である。「ふんいき」が正しいことは知っているが、しゃべくりのスピード感や、くだけた感じを出そうとして、「ふぃんき」と言ったりするらしい。 これは、世間の動向を見透かしてのことでもあろう。数%の人しか「ふいんき」を使ってない時点では、「誤用だし、耳障り」と言われるだけだが、数十%の人が使う段階になると、「使ってもOKだろう」と見切り発車するのである。その段階になっても「誤用ですよ!」と放送局に抗議するような視聴者は、ヒマ人なのさ、と思われているのかも知れない。 第三は、「ふいんき」が正しいと思い込んでいる人である。「漢字で書くなら『雰囲気』」ということを知っていれば、「ふいんき」が正しいと思うはずはないのだが、漢字を知らないのだろう。あげくの果ては、「パソコンで『ふいんき』が漢字変換されません」と質問する人までいる。本気ではなくてネタなのだろうか? (2) metathesis これらの間違いは、専門的には metathesis(音位転換)というそうだ。日本語に限ったことではなく、広く諸言語に見られる現象という。日本語の具体例は、すでに他の方の回答の中にも挙がっている。 間違いの原因は、さまざまである。まず、調音(声帯から唇に至る音声器官の形状を変えて個々の言語音を作り出すこと)の難しさがある。ある語の音の並びが、調音の難しい並びだと、言い間違いやすいわけだ。早い話が、舌が回らないということである。 したがって、幼児に起こりやすい現象でもある。例えば、「お薬」を「おすくり」と言ったりする。 また、漢字表記や元の外国語を知らない場合、音位転換に気付きにくいから、訂正しないまま使いがちである。例えば、「コミュニケーション」を「コミニュケーション」と言ったりする。 同様の理由から、方言にも音位転換は多いようだ。方言は、もっぱら耳から憶えた話し言葉で、あまり漢字表記を意識しないせいもあって、音位転換に由来する語でも気付きにくいのだろう。 出雲弁雑学村 http://www7a.biglobe.ne.jp/~izumobenn/izumo/zatugaku.htm また、精神分析の泰斗フロイトは、主著『精神分析入門』の中で「錯誤行為」を取り上げている。それによれば、従来原因不明とされていた「言い間違い」の中には、無意識の秘密の欲望の影響と考えられる場合があるという。この「無意識の抑圧された心理」も、言い間違いの原因の一つとして挙げられる。 なお、付け加えておきたいのは、音位転換の原因は「言い間違い」だけではないということである。言葉遊び、アナグラムで、わざと音位転換させる場合もある。「新しい - あらたし」なども、一説には洒落のめした言葉遊びに由来するものらしい。 ほぼ日刊イトイ新聞 - 声に出して読めない日本語。 http://www.1101.com/yomenago/2005-09-03.html (3) 言い間違い、書き間違いリンク集 ほぼ日刊イトイ新聞 - 『言いまつがい』 http://www.1101.com/iimatugai/ スプーナリズム:ことばについて:まりんきょ学問所 http://www.ne.jp/asahi/music/marinkyo/parolo/sonalterno.html 誤認性エベレーター症候群 http://user.parknet.co.jp/neg/project-3.html 誤字等の館(ごじらのやかた) http://www.tt.rim.or.jp/~rudyard/ 言葉の誤用の小ネタ http://homepage1.nifty.com/hidex/goyo/goyo1.html faint memory うろ覚え on the Web http://kimanity.s206.xrea.com/ 言葉の誤用 - 間違って使っていませんか? http://starscafe.net/kotoba/misuse/ 誤植オンパレード http://www.geocities.jp/jinysd02/gosyoku_on_parade.html 間違いやすい言葉の正誤判定 http://www5a.biglobe.ne.jp/~minnami/

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

シミュレーション/シュミレーションに関しては, 「ミュ」という発音が日本語において非常に特殊であるのに対し, 「シュ」という発音は一般的であることから間違っちゃうんじゃないか, という話があったかと. これとは別に例を出すなら「山茶花」とか. もともとは「椿の仲間」を意味する「山茶花」が (今の) サザンカの名前となり, しかも本来「さんざか」であるはずの発音が「さざんか」に変化しています.

  • koz7291
  • ベストアンサー率53% (96/179)
回答No.3

 こんにちは。  昔漫画で、 「鉄筋コンクリート」 を 「てっこんキンクリート」 と言っていたのを思い出しました。また、よくあるのが、 「シミュレーション」→「シュミレーション」 です。 「ビートルズ」→「ずうとるび」 もその一例かもしれませんね。これは間違いではないのですが。  いい間違う理由は、言葉をリズムで覚えているからでしょう。似ている音どうしを無意識に入れ替えてしまうことで起こるのだと思います。私の推測ですが。

noname#49020
noname#49020
回答No.2

 その昔、池田大蔵大臣が「エチケット」を「エケチット」と言って話題になったことがあります。違う国の言葉を喋るときは、その単語の語源的なところまで知らないものですから、単語の一部の前後逆転の言い間違いはよく起こります。 http://www25.big.or.jp/~yabuki/2003/cd030218.htm  小生はアメリカ人がインディアンのもっている小型のまさかりの「トマホーク」を「ホマトーク」と言い間違えた実例を知っています。  「雰囲気」の「ふいんき」はNO.1さんのおっしゃる通り発音がしにくいからでしょうね。「ふんいき」をキチンと発音しようと思ったら「ふん・いき」のように「ふん」と「いき」を分けて発音しないとできません。  発音がしにくいため、言い間違いが常態化して、とうとうそれが定着してしまった例があります。  「新しい」がそうです。もともとは「あらたしき」でした。  万葉集の大伴家持に「あらたしき 年のはじめの はつはるの・・・」というのに見られますように。  関西地方の一部の方言では「体(からだ」を「かだら」と言う例があります。これも先ほどの「あたらしい」と同じでしょう。「かだら」と発音するその老人は「からだとは言いにくい」と言っていました。  

  • kayruby
  • ベストアンサー率68% (201/295)
回答No.1

はじめまして。 その昔学生だったころ、興味があって日本語教育課程を受講していました。外国語として日本語を教えるためにあらためて日本語を学んで、さらに教授のためのテクニックなどを学んだのですが、そのなかである教員が「い」の前の「ん」の発音について講義をしたことがあったのを思い出しました。日本語では、「い」の前にある「ん」は発音しにくく、そのために「繊維」が「誠意」の発音になったりする、ということでした。当時「ファイブミニ」のテレビCMで女性(山田邦子?)が男性に向かって「あなたって繊維のない人ね!」と言う、というものがあって、それは「誠意のない人ね」にひっかけていたのですが、日本語ではそういうことが起きます、というような話だったと思います。ふんいき、も「い」の前に「ん」があって発音がしにくくて、「ふいいき」とか「ふいんき」のほうが発音がしやすく、実際にそれが「ふんいき」だと知っている人も「ふいんき」といった発音をしてしまいがちで、一部の人の中には「ふいんき」が正しいと思ってしまう人もいるのではないかと思います。ネット上で「ふいんき」では変換されないことを面白がる書き込みをよく見ますね。 他にどんな例があるかはちょっとわからないです…

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