尊敬語の「みえる」

質問

このサイトを見ていると「○○していらっしゃる」の代わりに「○○してみえる」と書いている方が時々あります。昔、名古屋出身の友人が尊敬語の「みえる」を使っていたので、一種の方言なのかなとも思うのですが、方言って通常は書き言葉には使わないですよね？何となく気になるので「みえる」について教えていただければ嬉しいです。

回答No.2

kyouzaiya-k · ベストアンサー

共通語の場合、「みえる」は、本動詞「来る」「いる」や「現れる」の敬語動詞として使われます。「いらっしゃる」とほぼ同じように使われる、といっていいでしょう。ただ、注意すべきは、本動詞「いらっしゃる」の類義語として使われることはあっても、補助動詞「いらっしゃる」の類義語として使われることはないということです。つまり、
先生が来た。→先生がいらっしゃった。＝先生がみえた。○
先生は歩いてきた。→先生は歩いていらっしゃった。≠先生は歩いてみえた。×
先生がそこにいる。→先生がそこにいらっしゃる。＝先生がそこにみえる。△
先生が泣いている。→先生が泣いていらっしゃる。≠先生が泣いてみえる。×
ということです。

それに対し、名古屋方言では、本動詞だけではなく、補助動詞の「いる」「いらっしゃる」の代わりに「みえる」だ使われます。つまり、上で×をつけた文も、名古屋では違和感なく使われるということです。

お礼

回答ありがとうございます。普通、方言は書き言葉には使われないのですが、「みえる」は結構見かけます。ひょっとして名古屋近辺の方は方言とご存じないんじゃないかと思うのですが・・・

回答No.1

sanori

これをご覧になりますと、解決すると思います。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1806626

お礼

回答ありがとうございます。