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粘性土と砂質土地盤の接地圧分布の違い
建築士独学中です。 剛なスラブの場合の接地圧の分布形状ですが、粘性土地盤では端部が大きく、砂質土では中央部が大きくなるのは何故ですか。 粘性土地盤 ____ _|____|_ ↑↑↑↑↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑ ↑ 砂質土地盤 ____ _|____|_ ↑↑↑↑ ↑↑
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専門ではないですが、回答が付かないようなので・・・ 一般に次のような説明がされていると思います。 粘性土の場合 例えば、基礎盤の中央に集中荷重が作用した場合、基礎盤の中央付近が集中的に下向きに変形します。 しかし、粘性があるため、中央に隣接した部分を引っ張りながら変形する事になります。 その隣接部分は、またまた、その隣接部分を・・・。 と言う具合に、荷重部分以外を変形させるために、荷重を分散させます。 直接的に中央部分を変形させる荷重=全荷重-隣接部分を変形させる荷重 となります。中央部の接地圧は、他の部分の変形に費やされた分、少なくなります。 砂質土の場合 粘性のない砂質土の場合は、作用部分のみを変形させますが、同時に鉛直方向のみでなく、鉛直方向以外の横方向、斜め方向にも均等に作用し、変形を周囲に分散させます。 中央部分では、隣接荷重にも同様の作用が生じるため、横方向への分散は拘束されますが、端部では荷重拘束のない基礎盤外方向に殆どが分散されます。 よって、中央部の接地圧は大きいままで、周囲では、小さくなります。 なかなか、うまく説明できませんが・・・ 粘性土は、周囲の変形に力を費やし、砂質土は、周囲に変形を分散させる。と言うことだと思います。 参考にしてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 集中荷重時の変形を考慮した例でなんとなく分かった気がします。