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表層改良とべた基礎
地盤改良(表層改良)とべた基礎について教えてください。 表層改良とは、地盤を一定の厚みでセメント系等の改良材で混合攪拌して1枚の盤にしてしまうものと理解しています。また、べた基礎とは、接地圧の分散を図るものでN値が低い場合にとられる基礎型式と理解しています。 では、表層改良が必要な地盤とは、べた基礎でももたないような軟弱地盤が表層に薄く分布している地盤ということなのでしょうか? 通常、表層改良は1m程度しか行わないと思うのですが、だったらべた基礎の接地面を1m掘り下げても同じではないかと思うのですが。 質問の論点がぼけてしまって申し訳ありません。要は、「表層改良+べた基礎が必要な場合」とは、どのようなケースなのでしょうか? 基本的なことで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
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基準法では、20KN/m2未満の地耐力の時は必ず基礎杭が必要とされています。20~30の時は基礎杭又はベタ基礎、30以上の時は基礎杭を用いいるかベタ基礎か布基礎でやりなさいとなっています。 地盤改良が必要であるという事なので地耐力は30KN/m2未満なのでしょう。ベタだけではダメというなら地耐力が20KN未満という事です。 表層改良によって地耐力が充分出ればベタ基礎の必要性はそれほどないといえるでしょう。しかし、標準仕様がベタの場合なかなかベースに荷重集中する布基礎に変更する業者はいませんね。建売ならともかく。 表層改良は50センチくらいから2mくらいまで経験がありますが、2mもやると土砂があまって大変です。 杭工事でなく全面改良のほうがよい土地という事ですから浅いところでもまあまあ地耐力が出るけど表層が盛り土でちょっと・・・なんて時には使うと思います。 攪拌して作業する表層改良に比べ型枠、防水工事の必要なコンクリート工事は工費も高い。 以上より地耐力やコストの問題ではないかと思います。