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電流と電圧
電流という考え方は、電子の流れ(電子の流れの反対)ということは、分かります。 しかし、電圧というのは、電子のどのような働きなのでしょうか。
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- sanori
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電子と電圧(電位差)との関係は、 重力によって物体が落下するときの、物体と重力との関係に非常によく似ています。 重力によって物体が落下するとき、どんどん落下速度が増しますが、空気抵抗があるため、特に軽くて小さい物体の場合、途中から落下速度が一定になります。 電圧によって電子が動かされる場合、その移動速度は、やはりどんどん増していくのが基本であって、真空中では、どこまでも加速していきます。 しかし、電子が物質中(配線の中など)では、電子が散乱されることにより、上記の空気抵抗の話と同様に、移動し始めて少し経ったところから移動速度が一定になります。 よって、配線中における電圧と電子の流れの速さとは比例関係が成立します。 それがオームの法則であり、人間が勝手に比例定数Rとし、その単位を「オーム」と名づけたのです。 私も#2さんのご回答と同様、坂道に例えた説明をよくするのですが、その際、 「坂道と同じなのであれば、電子は一定速度ではなく、どんどん加速するのではないか?」 という鋭い突っ込みが来た場合に、上記の説明を用意しています。(笑)
- qube1ey
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電圧というのは電子にとっての高度(正式名称は電位)みたいなもので、電圧は別の名前で「電位差」とも呼びます。 電位差は、大雑把に「電気的な坂道」と考える事ができて、電子がこの電気的な坂道を転がると電流が流れるのです。 電圧=0[V]の時、電子にとっては地面が平坦な状態なので、電流は流れません。しかし、電圧を10・・100・・と段々大きくしていくと、電気的な坂道がどんどん急になっていくので、電流もどんどん大きくなっていくのです。 長々と書きましたが、質問の回答といたしましては、電圧とは電子の働きというよりも、電子を動かすための要素の一つと考えた方がいいかも知れません。
- DT200
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