おそらく、nori__o さんは、「モル濃度」のつもりで、説明を書いていますが、「モル濃度」であれば、やり方は間違えです。
「モル」という言葉がつく「濃度」は、実験室や研究室で最もよく使われるのは、「モル濃度」です。
次に使用方がかなり、限定されますが、「質量モル濃度」というのがあります。
marimo_cx さんのいっている質量パーセント濃度には、「モル」という言葉が有りませんので、質問者の問うている濃度では、無いと思います。
次に、この2つの濃度の定義について説明していきます。
「モル濃度」‥‥‥溶液1リットル当たりに溶けている溶質の物質量
(溶液1リットル中に溶けている溶質のモル数)
「質量モル濃度」‥溶媒1kg当たりに溶けている溶質の物質量
(溶媒1kgに対して溶けている溶質のモル数)
ですから、
1モル/リットルの「モル濃度」の溶液を作りたいのであれば、次のようにします。
溶質1モルを用意し、これを500ml程度の溶媒に溶かします。完全に溶けたあと、これに溶媒を加えて溶液の体積を1リットルする。
質問の「1モル/リットルの水酸化ナトリウム溶液を作りたい」のであれば、水酸化ナトリウム1モル(質量で40g)を用いて、水500ml程度にとかし、その後水を加えて溶液の体積を1リットルにすればよいのです。
最初に溶かす水の量は、溶かした後で1リットルにするので水酸化ナトリウムなどの溶質が完全に溶ける量を加えればよいです。ですから300mlでも800mlでもかまいません。
1モル/kgの「質量モル濃度」の溶液を作りたいのであれば、次のようにします。
溶質1モルを用意し、これを別に用意した溶媒1kgに溶かせば完成です。
質問の「1モル/kgの水酸化ナトリウム溶液を作りたい」のであれば、水酸化ナトリウム1モル(質量で40g)を用意し、水1kgにとかせば完成です。
こちらの方が作りやすいです。
「モル濃度」の方が作るのが面倒ですが、実験室などでは、溶液の体積を測定して混合するだけで、含まれている溶質の物質量が簡単に求められるので、「モル濃度」を使うことが多いのです。
このようにどうして良いのか分からなくなった場合は、単位を確認してください。
単位がヒントとなり、考えかたなどが見えてきます。
なを、水酸化ナトリウムはイオン結合性物質ですので、「分子量」ではなく「式量」です。通常使っている場合は両方とも記号で「M」や「Mw」と同じ形で示しますので、あまり気にして使っていませんが、気になったの蛇足ですが、付け加えて書きました。
助言にでもなれば、幸いです。
tukitosan でした。
お礼
皆さんどうもありがとうございました。 変な質問の仕方ですいませんでした。 とても勉強になりました。