• ベストアンサー

下とは違う新しい疑問があります。

反応の速度定数と温度の関係がわかっている時に、活性化エネルギーはどうやったら求められるんでしょうか。 それと、C6H22O11+H2O→2C6H12O6の分解反応で、時間と濃度の変化の関係がわかっているとき、一次反応として考え、平均速度定数kの求め方を教えてください。 自分でも努力しますが、よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

>反応の速度定数と温度の関係がわかっている時に、活性化エネルギーはどうやったら求められるんでしょうか。 反応速度定数と温度の関係式はArrhenius式(式1)として知られています。  k = A*e^(-E/RT)  (1) 但し、k;速度定数、A;頻度因子(定数)、E;活性化エネルギー、 R;気体定数、T;絶対温度 これを自然対数表示に換えて整理すると  lnk = lnA-E/RT  (2) で示されるlnkと温度の逆数の一次式になります。したがって縦軸にlnkを、横軸に-1/RTをとってプロットしてグラフを描けば、その直線の傾きが活性化エネルギーを、切片が頻度因子の対数を表すことになります。 >C6H22O11+H2O→2C6H12O6の分解反応で、時間と濃度の変化の関係がわかっているとき、一次反応として考え、平均速度定数kの求め方を教えてください。 『一次反応として考え』の部分の文意は「糖に関して一次あるいは擬一次とみなせる」ということでよろしいですか? そのように仮定して以下の話を進めます。C6H22O11(C12?)の濃度をC、Cの初濃度をC0で表すことにします。  dC/dt = -kCt   (3) を解いて整理すると  -lnC = kt-lnC0  (4) になります(途中は省略)。したがって-lnCを縦軸、時間を横軸に一次プロットすれば、直線の傾きが速度定数になります。 『平均速度定数』が何を意味しているのか不明です。速度定数とは文字通り『定数』です... ここでは「誤差を含む実験点から真値を導く方法」とみなして話をします。基本的には最小自乗近似でよいと思います。特に複雑な速度式でもない限り、Excelなどの一般的な表計算ソフトで解析が出来ます。どのような関数を適用するかはソフトによって異なりますから、ご自分でお調べください。グラフを描いた後に「近似曲線の追加」「近似曲線の書式設定」のオプションタブで設定をすれば、グラフ上に関係式やR^2などを表示させることも可能です。 読みやすさ、価格の安さから以下の参考文献をお奨めします 【参考文献】慶伊富長「反応速度論(第3版)」東京化学同人、ISBN4-8079-0532-5、1800円

naba
質問者

お礼

ありがとうございました。 「*e」これはexpの意味ですよね? アーレニウスの式、3種類見つけました。 自分でも「平均速度定数」の意味がイマイチわかりませんが… これでこの問題は解けるとおもいます。 今から図書館へ行って紹介してくださった参考文献探してみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

回答No.1で入力ミスがあったので訂正します... 【誤】 dC/dt = -kCt   (3) 【正】 dC/dt = -kC    (3)

関連するQ&A