児童文学を探しています。
幼稚園に入る前ころに読んでいた児童文学の名前を知りたく、質問させていただきます。
記憶に残っている特徴を下記いたしますので、お心当たりのある方、回答をお寄せ下されば幸せです。
「大まかな時期と本の装丁」
・たしかわたしの十歳年上の姉が生まれたころ(1970年頃?)に、親戚がわが家に寄贈した、児童文学集のなかの一冊でした。他にどのような話があったかは忘れてしまいましたが、このシリーズの物語二十冊くらいは本棚にあったように記憶します。外国が舞台のものもあれば日本の昔話のようなものも入っていたはずです。(この段、かなり記憶が怪しいので、過度に参考になさらない様)
・絵本ではなくいわゆる児童文学です。絵は時々一ページを使って白黒の挿絵が刷られてある程度。装丁はソフトカバーの本で、表紙は表にバタ臭いイラストが描かれてあり、裏表紙はオレンジ色が基調で、白とチェックになっているような模様(その集のどの本もそのレイアウトだったはずです)。この模様についてははっきりと覚えております。
「話の内容」
ページ数は100ページ以上はあったはずです。150~200ページくらいだったのでしょうか(まったく自信がありませんが、大まかな目安として一応書きました)。
作者は外国人だったように思います(その場合物語の筋からして、アメリカ人の可能性がきわめて高いように思います)。少なくとも話の登場人物は外国人。
ある日、主人公の寝台の下(?)に怪獣が現れる。それがどうしてだったかは分かりませんが。人に危害を与えるような怪獣ではありません。名前は「ブクブク」だか「モグモグ」だか、そんなんだったはずなのですが、ひょっとしたら全然ちがうかもしれません。
怪獣はのろまで、ちょっと醜いような風体をしている。よくいえばムーミンのような印象で、悪く言えばカバみたいな感じでしょうか。イラストでは怪獣は二足歩行のワニか、人間と同じくらいの背丈の恐竜のように描かれていたはずです(表紙のイラストでは緑色の身体の色だったような)。
怪獣は、語尾にいつも「~だわさ」とつけるような、変なしゃべり方をしていました。
どんな理由でだったか、主人公である少年(小学生くらいだったのかなぁ。内気な子ではなく活発な男の子だったと思います)は、その怪獣とともに世界中のあらゆる場所へ冒険に繰り出す、という筋立てです。
道中仲間が増えたりするようなことはなく、基本的な登場人物は主人公と怪獣の二人だったように記憶しています。確実に覚えているのは西部に繰り出した主人公と怪獣が、ともにカウボーイハットを被っている挿絵。それと最後のほうでは宇宙空間にまで繰り出していた。砂漠に行ったり船に乗ったりもしていたかもしれませんが、とにかく一章ごと、色んな場所に冒険に繰り出す、という筋立てでした。結末は覚えておりません。怪獣と少年が別れて終わるのだったか、それとも家に帰って終わるのだったか…。子供の読むものですがあまり教条的な色彩はない話です。
お礼
kobutabuta様 ありがとうございました。まさしくこの本です。日本から取り寄せて読んでみたいと思います。本当にありがとうございました! ダンニャワード!