作品のタイトルが分かりません。
小説のあらすじは覚えているのですが、作者名やタイトルが思い出せません。以下のあらすじで分かる方教えてください。
【あらすじ】
かつて、豪傑の武士がいた。彼の強さはすさまじく、彼の着ている赤い(?)鎧を見るだけで、味方の武士たちは奮起し、敵の武士たちは恐れおののいた。
ある時、元服して間もない若い武士が、自らの初陣のため、その男の赤い鎧を着て戦いたいと申し出た。男は快くそれを許し、自らの鎧を若武者に貸した。そして自分は違う鎧を身に纏い、共に戦に出た。
戦がはじまるとその若武者は大活躍、次から次へと敵を圧倒していく。その一方、豪傑の男はいつもと全く勝手が違う。いつもなら敵は逃げ、味方が続いてくるのだが、今回は鎧が違うためか敵はどんどん迫ってきて、味方の援護もまるでなかった。
そんな中彼は気がつく。もはや自分の強さは鎧によって保証されていたものなのだと。楽な戦いばかりをしてきた今、彼にかつての力はなかった。そして彼は敵に命を奪われてしまう。
お礼
回答ありがとうございます。