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武士の戦でのこと
戦国時代など武士は、刀を使って戦っていたと思いますが、戦った後は、刀の血を吹いてから刀入れにしまっていたのですか。 吹くだけだと、刀がさびるような気がするのですがかたなと刀入れは大丈夫なんでしょうか。
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最初から間違っておられます。 日本の戦いの歴史では、刀で切り合いをしていたのでは無くて、槍で突きあいをしていることが殆どです。 刀は、相手を突く時(とどめを差す)時ぐらにしか使用されませんでした。 特に、戦闘の主役である足軽に至っては、槍だけを持って戦場に行っていました。 (足軽には刀は持たせてもらえません) 刀が主役となるのは平和になった江戸時代からのことです。 また槍の戦いのその後ですが、1回の戦闘が1日中続くことも滅多に無く、例えばあの有名な桶狭間(田楽狭間が正しいですが) での戦闘は、歴史記述によりますと、今の時間で役1時間半程度だったとされています。 つまりは、戦った後は、ぼろきれ(主に負けた相手が着ていた衣類など)で拭き取り、そのままで家に帰った後手入れしたらしいです。 (槍に鞘が突く様になったのも安土桃山時代(通称ですが)の終わりごろかららしいですよ。
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- dogday
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まず、戦場で刀はあまり出番がなかった。 足軽は長槍で突く、騎馬武者は弓矢と短槍、あるいは長巻とよばれる、大太刀の持ち手が槍の柄になっているものがメインウェポン。 そうしないと騎馬上から刃物が歩兵の足元に届きません。武術の基本は足止めからですから。 刀はサブウェポンなのです。戦国武将に刀の達人はあまりいません。海道一の弓取りとかはいる訳です。 武士の魂が刀になったのは江戸時代になってからです。あるいは鎌倉時代の一騎打ちの時代まで。 で、使わない訳ではなきので、人を斬る時は、脂肪が付着してすぐ切れなくなるため、砥石も常備してました。 ステーキ屋さんとか肉包丁に棒状の金属でチャッチャッってやりますよね?あれしないと脂ですべって切れないのです。 「寝刃(ねたば)を合わせる」という言葉があり、寝刃というのは、研いである刃に荒い砥石をかえてノコギリ状の刃を作ることをいいます。 意味は、あらかじめ争いの準備をしておくこと。 スパッと切れるより、戦場では、鎧ごと叩ききらなきゃいけないので、戦のときは切れ味より破断力のほうが優先されるのです。だから武士は一太刀ごとにまめに砥石で研いでました。昔の戦は時間経過がゆっくりですから。 武士の魂であるがゆえに、道具の手入れも重要な武士道なのです。 日本刀コレクターが半紙咥えて、ポンポンしてますよね。
お礼
戦った後は、とぎ石でといでいたんですね。 それにしても、足軽はやりで戦っていたんですね。 やりで、相手の足を切っていたなんて怖いです。 どうもありがとうございます。
お礼
相手の服できれいにした後、家でといでいたわけですね。 武士は、道具の手入れが大変ですね。 といでいたらけがすることもあったんじゃないでしょうか。 どうもありがとうございます。