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Ge検出器の検出効率の補正について
Ge検出器において、全線吸収係数μを用いて検出効率を出した場合、ε=カウント数/(立体角*標準線源の強度*γ線放出強度*時間)でもとめられると思うのですが、他に何を補正すればいいですか? 教えて下さいなるべく早くお願いします。
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まだよく分かりませんので、スカタンの回答だったらごめんなさい。 要するに「点線源が検出器面の中心からdの距離にあるが検出器の正面にはない。点線源からのガンマ線を測ったときのカウントから、線源がどれだけ脇にそれているかを求めよ。」ってことでしょうか? 合わないのはエネルギーが高い側?低い側?低い方はややこしいですよね。実用では実測値で較正しちゃうんですが、ここでは全部理論的に説明しようとなさっている訳ですね。 線量も十分しぼってある筈だし、散乱線はエネルギーで識別して除去していることと思います。(それでも、閾値で分別したのでは不十分です。散乱線のエネルギー分布を実験的に求め、外挿して除いてやると良くなります。)
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- stomachman
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このOKweb/教えてgooでは、質問者・回答者が完全に匿名であることがルールなので、図が送れないのが苦しいところですが、 もうちょっと具体的に 計測目的、較正の精度、コリメーションのしかた、遮蔽などの条件を教えて戴ければ、あるいはもう少しお手伝い出来るかも知れません。
補足
計側目的は、ベッセル関数を用いた立体角と、線源を点と考えて出した立体角とμを使って検出器効率からだした立体角を比べることです。 検出器効率を使って出した立体角がその他の立体角と比べるとズレているのです。 解ったのは、フリーマン・ジェンキンスの式を用いて500~1500KeVの間の検出効率を補正することができ、だいたい近い値が出ました。しかし、500から1500Kev以外はいい値ではありませんでした。 検出器はCANBERRA社のCOAXIAL Ge DETECTORです。相対効率20%で、ピークコンプトン比52.9対1FWHMが、1.68Kevです。何を使うのですか?
- stomachman
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多分お持ちの教科書に書いてあるように、Photon Noiseは分散がphoton数に比例するポアソン分布ですね。従って、十分なphoton数を集める必要がある、ということです。
- stomachman
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ガンマ線のエネルギーに依存します。(強度に含めていらっしゃるなら良いけど。念のため) 検出器には温度依存性があります。 カウント回路の暗電流によるオフセットも考慮すべきです。 余りに線量が多いとカウントがサチる場合もあります。 フォトンノイズによるカウントのばらつきを考慮して、統計処理する必要があります。
お礼
ありがとうございます。 検出器の温度は液体窒素を使うので考慮してあるとおもいます。 統計処理をする際、フォトノイズなどは何を見て値を入れればいいのですか?
補足
ありがとうございます。立体角の合わないのは、エネルギーの高い88Y(1836Kev )の値が多少ずれていましたが、良いと思います。 ある程度のズレはしょうがないので実験を終わろうと思います。