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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:エネルギー収量の式に検出器の立体角が含まれている)

エネルギー収量の式と検出器の立体角について

このQ&Aのポイント
  • エネルギー収量の式には検出器の立体角が含まれており、シミュレーションでは立体角を1と仮定しています。
  • ラザフォード散乱の範囲で、入射イオンが散乱されて跳ね返ってきたイオンの数とエネルギーを検出器で測定する際には、立体角が重要なパラメータです。
  • 知識が不足している場合でも、シミュレーションで適切な角度を求めるためには、検出器の立体角を適当に1と置くことができます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Tann3
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回答No.1

>立体角は検出器の検出面積なので、検出器の固有の定数  いいえ。検出器そのものの固有のパラメータではなく、空間に検出器がどのように配置されているか、という「幾何学的」なパラメータです。  「入射イオンが標的原子に散乱され」たものを点線源としたときの「検出器の占める空間の立体角」です。つまり、点線源から四方八方に散乱されたイオンのうち、どれだけが検出器を通過するか、という幾何学的な占有率です。  点線源から見て、ぐるりと全体を覆い尽くせば「立体角=4パイ」(「パイ」は円周率)です。要するに、半径=1の場合の球の表面積です。  通常「ステラジアン」という単位で呼ばれます。↓ここの説明の最後の「応用」の部分に「放射足の計測」の説明がありますので、参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%B3 >立体角Ω=1と置いて  「1」の根拠は何ですか?  「立体角Ω=1」とするということは、「散乱され、跳ね返ってきたイオンのうち、1/4パイ(=約8%)が通過する」とみなしているということです。  式を見ると、ひょっとすると「立体角Ω」は、正しくは「立体角比Ω=検出器の占める立体角/4パイ」かもしれません。この場合に「立体角比Ω=1」は、上に書いたように「検出器が、空間的にぐるりとひと周り、すきまなく取り囲んでいる」状況に相当します。通常の可搬式の検出器では不可能です。検出器が、球の表面積のうちどれだけの面積を占めるか」という割合が「立体角比Ω」ということですから、検出器がどのように空間的に配置されているかから、きちんと計算すべき数値です。

ryoryoryory
質問者

お礼

ありがとうございます。めちゃ勉強になりました。 Ω=1の根拠はありません。任意の数字として計算していました。

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