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教科書検定での沖縄戦の質問
今日教科書検定で特に歴史教科書で沖縄戦で記述問題が話題になっていました。そこで質問したいことがあります。質問の仕方に知識不足もありますのでご容赦お願いします。 1.沖縄の新聞社は沖縄タイムスかもう一つしかないと聞いたのですが、 読売.朝日.毎日とか比べものにならないと聞いたのですが、どうして 圧倒的なのでしょうか。また前述の新聞社は基地反対派と聞いたのですが、本当でしょうか。 2.なぜ、米国が上陸する前に沖縄の民間人を本土へ全員避難させることはできなかったのでしょうか。当時の軍本部はなぜいそぐことはできなかったのですか。知識不足もあるのですいません。 3.これは、一番大事と思うのですが。事実とうそが混在するようにとおもうのですが民間人(子供赤ん坊も含めて)が洞穴に避難しているところへ兵隊が追い出して自分だけ助かる兵隊や民間人全員(小さい子供も含めて)邪魔だから殺したと思います。本来兵隊とは民間人を守るのになぜこんなことがおきたのでしょうか。 4.教科書でバランスのとれた書き方はどんな書き方がよいと思いますか。各国の教科書も自分の都合いい書き方になっていると思います。 5.また中には民間人を守った兵士がいると思います。どうして触れないのでしょうか。 6沖縄戦で名誉毀損て訴訟をおこしている人がいますが、どんな事件でしょうか。 私も歴史は今の一面の基準で考えてはいけないと思います。今の考え方 で判断してはいけないと思います。もしその当時生きていれば当時の判断で生きていたと思います。また二度と悲劇なことにならないことを祈って、教訓として行きたいと思いますので、よろしくご回答お願いします。
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NO3です。 先に質問6について、他の方がお答えくださいました。 質問3について、当時の日本人は「個人の考え・生き方より、家長を中心とする家、すなわち天皇という家長を中心とする日本という国家に忠誠を尽くす事が最大の美徳」戦争が始まってからは「アメリカ人に捕まれば男は奴隷にされ、女性は陵辱される」と教育されてきました。このような思想背景をふまえていただいた上、やはり沖縄戦が「本土決戦を少しでも有利に行うための時間稼ぎ」といった面を否定できないこと(守備軍の参謀である八原大佐は、米兵に犠牲者が増えれば、アメリカの国民世論を動かし、講和条約を結べるかもしれないと考えていた。また昭和天皇も似たような考えを持っていた)、それがためにいざ戦闘となってしまえば日本兵が敵を倒すことが第一と考えていたであろう事は容易に想像できます。 ただ、国家・天皇第一という考えは沖縄県民にも根付いていました。鉄血勤皇隊、ひめゆり学徒隊に代表される少年少女も含んだ県民一体の協力は、海軍部隊指揮官の大田中将が「沖縄県民かく戦えり。県民に対し後世特別のご高配を」と感謝するほどでした。沖縄を守りきれず、県民に多大な犠牲を強いてしまったこと、さらに現在まで続く米軍に関する諸問題を、本土特に私も含め軍隊に縁のない土地の人にとっては忘れてはならないことだと思います。 質問5にも関連して、日本の学校の教科書は、沖縄戦について負の歴史を強調しすぎるきらいがあります。またそれに賛同する一部マスコミもあります。「日本軍はこんな悪いことをした。だから戦争・軍隊はいけない」と言いたいのでしょう。基本的には暴力組織である軍隊は無いにこしたことはありませんが、日本人を組織的に誘拐する国、その国内組織、日本の資源をかすめとろうとする国などがある以上、教科書上の限られたスペースのなかでの記述は考える必要があるのではないでしょうか? 南京事件の例などをみても、どこまでが真実なのか、タイムマシンでもない限り確認しようがありません。でもやはり私は自分の生まれた国が好きになりたいし、日本を敵視し、いつまでも謝れと繰り返す国の役者にオバサンどもが入れあげるのには嫌悪感をおぼえます。 質問者様がより良い回答を得られますよう、願っております。 長文、失礼致しました。
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- choko-yama
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本土の人間です。どうしても自分の主観が入ってしまいますが、ご容赦ください。また、沖縄の方がご覧になったら不快に思われる文章もあるかもしれませんが、ご容赦ください。資料はウイキペヂィアを参考にしてますので質問者様も興味あったらみてみてください。 1、「沖縄タイムス」と「琉球新報」ですね。島嶼県という土地柄、地元発行、地元密着の新聞が好まれるのは必然なのではないでしょうか。 2、長くなります。東京の陸海軍首脳部(以下、大本営とします)、沖縄守備軍首脳部、沖縄県(当時・泉知事)それぞれの意思疎通が図れていなかったようです。サイパン島陥落とそれにともなうバンザイクリフに代表される一般住民の悲劇を見るにつけ、政府は沖縄県民の本土・台湾などへの疎開を検討したのですが、泉県知事の反対(諸事情により知事は軍を信頼してなかった)により頓挫。さらに一時は沖縄防衛に全力を用いるはずだったのが、大本営の方針転換により、一旦配属された精鋭部隊を台湾防衛に転属させる事態になりました。これによる戦力の弱体化を県民からの徴兵によって補おうとしました。(当然この間、米軍潜水艦の出没などにより輸送事情は悪化し、対馬丸の悲劇なども起こって本土への疎開が難しくなる)ただ、徴兵対象以外の県民は沖縄本島北部への疎開を守備軍が要請したのに、またも泉知事は北部の食糧不足を理由に拒否。軍との関係修復を図れないまま、泉知事は香川県へ転属させられました。米軍上陸が迫る中での転属に「泉知事は沖縄を捨てて逃げた」と評判になったようです。ちなみに、後任には皆が嫌がる中、島田叡・大阪府内務部長が着任し、守備軍との関係修復に努めました。県民からも信頼され、沖縄戦のさなか命を落としています。現在でも島田知事の名は沖縄県高校野球の優勝校に与えられる「島田杯」の名で残っているということです。 3はとりあえず後述、4、教科書というものは、本来そのようなもの(自国に都合の良いことしか書かない)であると考えます。日本が特殊なのです。中国や韓国、北朝鮮は国定(国が責任もって発行)ですもの。兵役もあるので、「自分の国は過去にこんな悪いことをした」なんて学校で教わったら、国のために戦おうなんて思わなくなりますよね?(続)
- yatiyochan
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>1.沖縄の新聞社は沖縄タイムスかもう一つしかないと聞いた ~ また前述の新聞社は基地反対派と聞いたのですが、本当でしょうか。 直接「沖縄タイムス」のページを読んでご自分で判断するのが一番でしょう。 http://www.okinawatimes.co.jp/ >2.なぜ、米国が上陸する前に沖縄の民間人を本土へ全員避難させることはできなかったのでしょうか。 当時は、沖縄の周囲にアメリカの潜水艦が張っていましたから民間人を船舶で本土へ避難すること自体無理な状況でした。1944年にはいると沖縄民間航路の船舶が毎月のように魚雷攻撃により沈没しています。それでも同年8月には「対馬丸」という大型民間船を使って学童疎開を決行しましたが、これも潜水艦攻撃で1661名の犠牲者を出してしまいました。 >3.これは、一番大事と思うのですが。民間人(子供赤ん坊も含めて)が洞穴に避難しているところへ兵隊が追い出して自分だけ助かる兵隊や ~ 本来兵隊とは民間人を守るのになぜこんなことがおきたのでしょうか。 地元沖縄の「月刊沖縄社」から刊行された『日本軍の沖縄作戦』(85年)にはこのように書かれています。 当時米軍の猛攻の前に手も足も出なかった日本軍将兵のうちには追い詰められて絶望的な抵抗と云うより逃げ隠れるのに精一杯で理性や人間的な心を失ない逆上同然の状態となった者も少なくなく異常な戦場心理も手伝ってかかる残虐行為を敢えてしたものと考えられる。 >4.教科書でバランスのとれた書き方はどんな書き方がよいと思いますか。 バランスといっても読む人の立場が異なれば、異なった解釈をするのではないでしょうか。ただ、いわゆる「南京虐殺事件」や「従軍慰安婦問題」のように史実の立証を経ないままに教科書に掲載するような軽率なことは止めるべきでしょう。 >5.また中には民間人を守った兵士がいると思います。どうして触れないのでしょうか。 個々のエピソードを採り上げても沖縄戦により多数の民間人の犠牲を強いた事実を美化することはできません。また、約6万5千名の本土出身者将兵が沖縄防衛の任務に斃れたことも忘れてはならないでしょう。さらに朝鮮半島出身の戦没者も存在します。 沖縄戦から得る教訓は、戦争は二度としてはならない、という一事につきるのではないでしょうか。 >6沖縄戦で名誉毀損て訴訟をおこしている人がいますが、どんな事件でしょうか。 いわゆる「渡嘉敷島集団自決事件」のことでしょう。これも「沖縄タイムス」のページを参照してください。沖縄では戦後さまざまな「戦争伝説」が生まれています。前記事件の他にも「阿嘉島少年義勇隊」といって十四、五歳の少年達が斬り込み隊となって全滅した、という話は有名で、防衛庁戦史叢書にも載っているほどですが、沖縄史料編集所で調査した結果そういう事実はまったくなかった、ということが判明しています。伝説と史実はしっかり区別しなければなりません。 資料 = 大城将保「八文半の軍靴」 『中央公論 歴史と人物』昭53 8月号所収
お礼
ありがとうございます。うそと本当ははっきり区別しなければいけません。沖縄戦を悲劇の教訓として二度と戦争をおこしてはならないと思います。
- chukenkenkou
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部分的な回答ですが。。。 >比べものにならないと聞いたのですが、どうして圧倒的なのでしょうか 何が比べものにならなくて、何が圧倒的なのですか? >前述の新聞社は基地反対派と聞いたのですが、本当でしょうか 基地の多くを押し付けられているのだから、反対して当然では? >米国が上陸する前に沖縄の民間人を本土へ全員避難させることはできなかったのでしょうか 民間人を全員避難させるなどというのは、不可能だと思いませんか? >本来兵隊とは民間人を守るのになぜこんなことがおきたのでしょうか 軍隊が守るのは、国家の体制であって、民間人ではありません。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ご回答大変ありがとうございます。私は基本的国家がしなければならないことは基本的なことは国防、外交、治安この3つのうち戦後日本は国防についてアレルギーを示しすぎて、国家の基本である軍隊まで否定しかねない傾向がありました。確かに反省することは大切です。だからって、軍隊を廃止しろは行き過ぎの面です。もし自分が襲われたときどんなことしますか。警察を呼ぶと思います。中国や韓国について、こう反論すればいいと思います。平和条約で解決済み、日本は戦後一度も侵略しなかった。イラク戦争は国連に基づき派遣していると。国内の一部の人に配慮しすぎです。私は軍国主義者じゃありません。もちろん沖縄戦 みたいな戦争は反対です。ただ国家の基本的なことは大事にすべきです。ただ戦前は戦後と比較すると教育の仕方を除けば軍隊の重要性を認識した面もあります。