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内閣支持率に差があるか、の検定は?
今回の内閣支持率は45%、前回は44%(回答数はそれぞれ500と450)。この支持率に差があるかどうかを検定するには、 今回:45%(225人/500人) 前回:44%(198人/450人) 合計:44.5%(423人/950人)をもとに、 統計量として、 (0.45-0.44)/√0.445(1-0.445)(1/500+1/450)を考え、この値が、正規分布の棄却域に入るかどうかで検定する、というように考えたのですが正しいでしょうか?
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わたしなら以下のように問題を設定し回答します。 計算が正しいかどうかは自信がありませんが、 方針はこんな感じです。 統計量の計算方法が多分keiryuさんと違います。 今回の内閣支持率をP1(真値) ,前回の支持率をP2(真値)とする。 このとき H:P1=P2 対立仮説K:P1>P2の (棄却)水準0.05の片側検定問題を考える。 問題文にあるように 今回の内閣支持率の実現値は45%(0.45) 前回の内閣支持率の実現地は44%(0.44) また今回と前回を通しての(同一母集団として)支持率の実現値は 44.5%(0.445) 統計量Z=(0.44-0.45)/√{0.445×(1-0.445)×(1/225+1/198)} =約 -0.004842... この場合を大標本の場合とみなせば、H:P1=P2 の下で 漸近的に標準正規分布N(0,1)に従うから統計量Zに基づく 棄却域は(-∞,-1.645)になる。 以上より仮説Hは受容される。 よって今回と前回の内閣支持率に差はない。
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- gootaroh
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統計学でいう厳密な意味での「検定」とはちょっと違いますが、私ならば信頼区間を用います。 信頼区間とは、母集団(全体)の平均・分散値があると考えられる区間のことです。95%信頼区間、99%信頼区間などといい、それは、母集団(全体)の値がこの区間にある確率が95%だとか99%であるということを表しています。 それで計算すると、95%信頼区間の場合、 今回40.6%~49.4% 前回39.4%~48.6% となります。 どういうことかというと、もし、前回(44%)が真の値だとして、その誤差の範囲は39.4%~48.6%だということです。で、今回は45%で前回の誤差の範囲内なので、「意味のある差とはいえない」ということになります。 ちなみに、99%信頼区間の場合は、 今回39.3%~50.7% 前回38.0%~50.0% で、やはり今回の結果(45%)は、前回の誤差の範囲内(38.0%~50.0%)に収まっているので、「意味のある差とはいえない」ということになります。
補足
<統計学でいう厳密な意味での「検定」とはちょっと違いますが、> どの部分が、厳密な意味での検定とは違うのでょぅか? また、「例をあげて「検定」とは何かを説明して頂くとありがたいです。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。