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線形微分方程式とは?解法の指導をお願いします
- 線形微分方程式Ly=fとは、Lが線形微分演算子であることから、二階微分方程式であると考えられます。
- 特殊解がy=x, y=(e^x)+x, y=2(e^x)+1+xであるとき、一般解を求める方法を教えてください。
- 一般解はy=(C_1)(e^x)+(C_2)+xです。ここでC_1とC_2は定数です。
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とりあえず Ly = f の解として y_1 = x, y_2 = e^x + x, y_3 = 2e^x + 1 + x が与えられています. このことから, z_1 = y_2 - y_1 = e^x, z_2 = y_3 - y_1 = 2e^x + 1 はどちらも Lz = 0 の解です. これと L が二階であることから次のように考えました: まず z_1 = e^x が解なので, L は D-1 を因数に持ちます. z_2 に対しては Dz_2 = 2e^x なので (D-1)z_2 = -1. この -1 を消すためにもう 1回微分すると D(D-1)z_2 = 0 が得られます. このことから, L = D(D-1) がわかります. あとは D(D-1)y = f の f を求めにいって, 適当な y を代入すれば f = -1 となります. だから元の方程式は D(D-1)y = -1.
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- Tacosan
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一番頭を使わない方法: 元の線形微分方程式を再構成する. つまり, 例えば y = x と y = e^x + x が Ly = f の解なので, (これらの差である) z = e^x は Lz = 0 の解. 2階なのでもう 1つ Lz = 0 の独立な解を作ることができ, いろいろ計算すると最終的に元の微分方程式が (D^2 - D)y = -1 であることがわかって, その一般解は y = C_1 e^x + C_2 + x.
- rabbit_cat
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非斉次な2階線形微分方程式の一般解は、 2階斉次微分方程式の2個の独立な解(基底)の線形和+非斉次微分方程式の特殊解 です。 で、2個ある基底をf(x)、g(x)、特殊解をh(x)とすると、 y=x , y=(e^x)+x , y=2(e^x)+1+x が解であることから、 x = a1*f(x) + b1*g(x) + h(x) (e^x)+x = a2*f(x) + b2*g(x) + h(x) 2(e^x)+1+x = a3*f(x) + b3*g(x) + h(x) と書けるわけです。(a1~a3,b1~b3は定数) で、これを眺めてると、f(x)=e^x,g(x)=1,h(x)=x てのが見えてきます。(式同士を辺々引き算すればよい)
お礼
Tacosanさんありがとうございます。 私の習いたての知識では、どのように微分方程式、(D^2 - D)y = -1をえれたのかが全く判りません・・・。