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金属結晶などの正誤問題

・アンモニア分子は無極性なので、分子間に水素結合は存在しない。 ・体心立方格子において、陽イオンに接する陰イオンの数と陰イオンに接する陽イオンの数は等しい。 答は二つとも正です。前者は明らかにおかしいと参考書などを調べた結果思いましたが、一応予備校のテキストです。 後者はイメージがどうしてもわきません。というか、分かりません。どうやって考えればいいのでしょうか。またこれは、面心や6方精密構造にもいえることでしょうか。

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  • ht1914
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回答No.2

(1)アンモニアは水素結合をしています。極性もあります。教科書に載っていませんか。図があるはずです。予備校のテキストとしたらひどいですね。 (2)体心立方格子についても間違いです。 結晶格子は繰り返しの単位を確定する必要があります。問題文は立方体の6つのコーナーに正イオンがあり、立方体の中心に負イオンがあるという構造を想定しています。でもこれは体心立方とは言いません。一種類の原子がこの配置にあれば体心立方です。でも正負2種類のイオンであれば、正負2つをワンセットで考えたものの空間的な配置を考える事になります。 一種類の原子で出来ているときの繰り返しの最小単位と正負のイオンがコーナーと体心に配置されているときの繰り返しの最小単位は異なります。 「正イオンの作る立方体の体心の位置に負イオンが配置されている」という表現はされることがありますがそれを一言で「構造は体心立方である」と言うと間違いです。 食塩の場合も同じです。正負のイオンの違いを無視して位置だけで言うと単純立方格子です。でも正負の違いを考えると単純立方ではなくなります。良く本にはNa+の作る面心立方格子とCl-の作る面心立方格子が1/2単位ずれて入れ子になった構造と書かれています。 これをきちんとしておかないとCaCl2の構造などを考える時に収拾がつかなくなります。

その他の回答 (1)

noname#69788
noname#69788
回答No.1

アンモニアは極性分子なので水に溶けるのです。 >体心立方格子において、陽イオンに接する陰イオンの数と陰イオンに接する陽イオンの数は等しい。 これは、図を描いてみればすぐ分かると思います。(1/4)×4=1

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