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トマソン物件(四谷階段)について
赤瀬川源平が唱えた、トマソン第一号「四谷階段」は、別名「純粋階段」とも呼ばれます。 しかし、前衛芸術概念に利用される以前の、本当のところ、あの物件は、どういう経緯で、どういう目的性を持って作られたのでしょうか? やはり、窓でなく入り口があったのか、それとも窓から出入りするために作ったのか。。。
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noname#79085
回答No.1
こんにちは。 赤瀬川氏の大学の後輩で(関係ないか)設計士です。 下記の様に現在も作られております。 http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/30fd4e8f7bbb0e6a235dfd503d47ca50 この例の発想は、ショウウィンドウとの関係に由来してそうですね。 本題に関してですが、実際解りませんので、以下推測ですが (1)消防法による規制。 無窓階(窓面積がある基準より小さい階、消火器等の設置義務規制が 増える)にしたくなかった。 ただ、現法規では少なくとも「純粋階段」で「有窓階」に出来るとは 思えませんが・・・ (2)個人的避難用。 道路への直接の避難は、有事の際最も有効。 非常に火事等の災害に臆病な住人であったかも・・・ とまれ、補修跡もあったと言う事、何らかの理由で「使用していた」のは間違いない様ですね。 こういう考察、「真面目に」考える程面白くなるんですよね。 ご参考?まで。
お礼
ご紹介の写真見てきました。やはり、好きな人がいるんですね。 いろいろこだわる思考が多岐にわたっているもんですね。 作った動機について、なかなか納得のいくご回答、ありがとうございます。 この四谷階段、窓が一階とも二階ともいえない微妙なところにあって、窓から飛び降りるとき助けになる、台座のような利用法に使えるという気もしますね。この微妙な高さがキーだと思いました。消防法については、残念ながらよく分かりませんでした。すみません。