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挿し穂の上下について 上下をどう区別しているのか
植物を挿し木することはよくあると思います。 挿し穂の上下を間違えて、上の部分を土に挿すとだめであるというのはわかるのですが、断面としては、上も下も同じですよね。 そうすると、いわゆる導管のようなものの仕組みが上下を区別するようにできているということかと感じるのですが、人間の静脈のように逆流防止弁のようなものがついているとは思えません。水分や栄養素を流す管が上下を区別する仕組みになっているのでしょうか。もしそうなら、それはどんな仕組みですか。 それとも、植物の細胞自体に、上下を区別する仕組みがあるのでしょうか。
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誰も答がないのでお邪魔します。 まず,ご賢察の通り逆流防止弁はありません。 <水分や栄養素を流す管が上下を区別する仕組みになっているのでしょうか。もしそうなら、それはどんな仕組みですか。 道管は 中身の溶け落ちた死細胞で,ただのストロー と認識してもいいかもしれません。 上下は師管原形質の原形質流動が関わってきます。 これは「極性」というカテゴリーで調べれば もっと検索できるでしょう。ヒントとしてホルモン (オーキシン)の流れの極性は有名です。 上下と言うより,細胞の古・新が要因のようです。
お礼
ありがとうございます。 御礼が大変遅くなり、本当に申し訳ありませんでした。 確か、導管は、水分の移動にかかわっているのですよね。そして、ただの管なら、基本的には、大気圧によって水分が上のほうに押されていくと考えていいのでしょうか。それにしては、数メートルよりも上に伸びる植物が多くあり、どうやって水分を吸い上げているのか、疑問です。 でも、これは、もともとの疑問とは違うものなので、また別の機会に質問をさせていただきます。 ありがとうございました。