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果実の表皮を覆う毛の働きは?
表皮に毛をもつ果実が何種類かありますが、 あの毛にはどういう働きがあるのでしょうか? タンポポの種が風にのるとかなら分かりますが、 キウィが風に乗るのを期待したとは思えません。 ヤシは海を渡る繁殖を狙っていると何かで知りましたが、 毛があると陸地にからみつきやすい?とかなら少し納得ですが、 イチゴの毛は泳ぎとは関係なさそうです。(虫除け?) 学説的にどう解かれているのかに興味を持ちました。 概説をご存知の方、教えてください。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの推測の通り,食害を防ぐ目的が一番です。昆虫の口が当たらないように一種のバリアの役をしていると考えられています。また,果実が若いときは葉緑体も完全ではなく(果実も葉緑体を持ちます),紫外線の影響を強く受けますから,それらのバリアの役もしていると考えられています。ただしかぎ爪様の毛は目的が違いますが… どちらの性質が強いかは一つ一つ検証してみないとわかりませんが,一般的に果実が熟しますと毛が抜けるものと抜けないものがあります。抜けるものは後者の性質の方が強く,熟しても毛が抜けないものは前者の性質が強いようです。毛は果実だけではなく若葉にも見られます。これも同様の観点で説明できるようです。何かの参考になりましたなら…
お礼
回答ありがとうございました。 紫外線のバリアというのは思いもよりませんでした。 やはり虫対策もありましたか。 人間にとっては細かい毛でも、 虫には竹やりのようなものなんでしょうね。