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ロケットの発射台について
むかし小学生ぐらいのときに 平成教育委員会 でロケットの発射台についての問題がありました。 そのとき知ったのですが、ロケットは遠心力を使って飛んでいるのですね。 ただ、あれから10何年たつと思いますが、普段から気になっていることがあります。 僕は冷戦というのを単語でしか知らないのですが、米露でロケット合戦が繰り広げられていたのですよね。ただ、ロシアの緯度からいってロケットを打ち上げることは可能だったのでしょうか? 番組の記憶がだんだん薄れていて確かなことはいえないのですが、当時(の許容範囲かな?日本の先進国意識をむき出しにしたような・・・)たしかこんな問題だった気がします。 インドとロシアがロケット開発を行いました。さて失敗したのはどっち? というような問題でした。もちろん放送された問題は当時の人の心理を食らってインドと巧みに答えさせるような表現があった気がします。 話がそれそうなのですが、疑問なのは、倫理的な問題ではなくて(もちろん重要ですが記憶もあいまいでなんともいえないのも事実なので)、ながながと話しましたが、 僕の記憶が正しければガガーリンは宇宙に行ってないことになってしまいます。10何年もの間、日本のロケット発射台が種子島にあるのはできるだけ遠心力を使うためだ、それ以上緯度が高いとロケットは飛ばない、と友達に吹聴しまくってた挙句いまさら不安になってきたので、勝手ながら質問させていただきます。
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ガガーリンの時代のロケットも含め、今のロケットの性能でしたら、どこから打っても宇宙にいけます。自転と逆向きの西に向けて打つことも可能です。 案外知られてませんが、現在、低緯度の場所から打つ最大の理由は、静止軌道への投入時の軌道面変更が少なくてすみ、大量の推進剤の節約(数十%)が可能となるからです。気象衛星や通信衛星など実用衛星の多くは静止軌道に上げられますので、低緯度から打ち上げれば、より大型でより長持ちする衛星を打ち上げることができます。 もちろん他の回答者が書かれているように低軌道の方が自転の速度を多くもらえるので有利ですが、軌道投入に必要なエネルギーのわずか1%弱をもらえるにすぎませんので、軌道面変更の際の利得と比べたら微々たるものです。
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それならアメリカも月にいってないことになります。 アメリカの方が疑いがあります。 ガガーリンは行きました。 ロシアからの発射も十分可能です。
- k99
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先賢御回答の通り、「不利になるけど、カバーはできる」といったところです。 例えば、欧州が仏領ギアナ(北緯5度3分)で打ちあげるアリアンは全重量710トンに対して、静止軌道に約6トンのものを打ちあげることができます。 が、ロシアの場合ロケット750トンに対し、4.4トンの打ち上げ能力しかありません。 #もちろん、これは技術的な差などもあるので、非常に乱暴な比較ですが。 また、ロケットエンジンも当然大馬力のものが必要になってきますが、その辺はロシア的合理主義の真価で、比較的小型のロケットを束ねて大出力化する、という方式でこれをクリアしています。 余談ですが、日本にも種子島以北、鹿児島県は内之浦というところにロケット射場がありました。 これは東大の宇宙研が持っていたもので(現在はJAXAに統合、いまもある)、日本初の人工衛星「おおすみ」はこの射場のある半島名に由来します。
赤道近くの方が地球の遠心力を利用できるので有利というだけで、 高緯度では打ち上げられない訳ではありません。 ロシアのバイコヌール宇宙基地は、北緯45度36分にあるそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%9F%BA%E5%9C%B0 これは、宗谷岬(北緯45度31分22秒)くらいの緯度です。 >それ以上緯度が高いとロケットは飛ばない キャー!(><) 若気の至りというやつですね。
- NAZ0001
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遠心力では無いです。 緯度が低いほど、地球の自転の速度を追加できるので、有利という話です。赤道と極点なら、時速1600Kmほど赤道の方が速度を稼げます。衛星速度は、時速2.6万Kmほどですので、1600Kmはけっこうありがたい速度追加です。 あと。べつにソ連からでも、その1600Kmをエンジンで補填すれば、もちろん打ち上げは可能です。
- Kon1701
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衛星軌道に乗るようなロケットの打ち上げ、確かに地球の自転を利用しています。ですが、利用しているだけで、それが全てではないです。 また、軍事用のミサイル、これは弾道ミサイルでして、弧を描くように飛びます。人工衛星とは違い、もっと簡単に飛ばせるものです。 ソビエト/ロシア、人工衛星を飛ばしていますし、今も飛ばしています。