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ロケット発射時の煙について
アポロ(サターンロケット)の発射時の映像を見てて思ったのですが、 スペースシャトルの発射時と煙の出かたが違いますよね? アポロの煙は筆のように消えてしまうのに対し、 スペースシャトル(の補助ロケット?)の方はしばらく残っていると思います。 この違いは何なのでしょうか? 燃料の違いによるものなのでしょうか? スペースシャトル発射時の白い煙は発射台に撒かれた水が蒸発したものと聞いたことはありますが、 飛び立ってからも煙が残っていたように思うので、 発射台に撒かれた水の影響とも思えないのですが。 何に役立つというわけではないのですが、気になってしまって・・・ よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
#1さんの情報には他にも誤りがあり、アポロを打ち上げたサターンV型ロケットの第1段F1エンジンは液体酸素-RP-1(ケロシン:灯油)です。 スペースシャトルのメインエンジンSSMEは液体酸素-液体水素ですが。 質問者の方、#2さんの仰るとおりロケットの発射時には大量の水が放水され、発射台を冷却します。 打ち上げ台の脇に巨大な水タンクがあるくらいです。 参考URLの写真の下の方を見ていただければ、滝のように水が出ているのが分かると思います。 それにしても、ロケットエンジンの排熱に発射台が耐えられそうにないことくらいは 「理科をきちんと学べば判」りそうなものですが。
- 参考URL:
- http://matsunaga.net/ssw.jpg
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- VCbeginner
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補足です。 詳細は参考URLに書いてありますが、ロケット打ち上げ時のものすごい音がシャトル自体を損傷するのを防ぐ目的もあるようです。 音も振動ですからね。
- Sompob
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燃料も違うけど、その違いに付いて一番さんは 正しいけれども、水も大量に撒きますよ。 発射台が解けるから。それも毎秒数千トンの オーダーです。ボク、打ち上げの手伝いで、 NASAに行くから(必ずでは無い)、皆さ んよりその詳細、知ってます。 リフトオフ3秒前にバルブを開き始めて2秒 前から水がどーっとね。2秒前って、実は、 この時に点火してるんです。つまり、燃焼ガ スの圧力が高まって、リフトオフに成るまで 2秒必要って事。リフトオフの瞬間、発射台 のボルトを爆薬で飛ばして、だから台が倒れ る。 発射の瞬間って、以外と動きが遅いんです。 じわじわ上昇するって感じ。巨大過ぎて速く 動いてるんだけど実感が無いのが感想かな。 で、それだけ水撒いても(毎秒数千トンと謂 われてもピンと来ないでしょ? 横濱のラン ドマークタワー全体が水槽だとしても、十数 秒で空に)、発生熱量も膨大だから撒くそば から水蒸気になってモクモク。燃焼ガスと水 の圧力で小さな地震が起きる程。有毒ガスも 撒かれるから発射時に人間が居る施設は、完 全防爆・防毒ガスの完全密閉。當然耐震(姉 葉物件じゃないぞ)。 その影響は周囲10キロに。 TVで見る発射の様子。一般報道のカメラは 16キロ先なんです。んでないと毒ガスで危 険だから。そこから望遠で狙ってるんです。 ここまで知っておけば一般常識として充分か な。
お礼
Sompobさん 毎秒数千トンとか発射台が融けるとか・・・ やはり宇宙に行くってのは凄いことなんですねぇ ボルトを爆薬で飛ばしてというのも初めて知りました。 ありがとうございました。
- mii-japan
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メインロケットは液体燃料ロケットで、燃料は(液体)水素(+液体酸素)です それに対して補助(ブースター)ロケットは固体燃料です 固体燃料は酸化剤と燃料を固体化してあります 固体化するには水素と酸素だけでは無理なので炭素やその他の材料が使用されます ですから、メインロケットの排出ガスはほとんどが水(水蒸気)ですが、補助ロケットの排出ガスには水のほか炭酸ガスその他の酸化物等が含まれます、これが違いの原因です なお、発射台に撒かれた水 と言うのは 眉唾です 少なくとも理科をきちんと学べば判ることです
お礼
mii-japanさん やはり燃料の違いによって出る煙も違うんですね。 回答ありがとうございます。
お礼
VCbeginnerさん サターンの燃料って・・・灯油なんですか。 なんか意外な感じがしますねぇ。 スペースシャトルのメインエンジンとサターンの燃料はまた違うものなのですね。 No.4のページも興味深く読ませていただきました。 ありがとうございました。