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あまりみんな言わないけど・・・
あまりみんな言わないけど・・・ これはほんとにお勧めという本を教えてください。 すなわち、ベストセラー、売れ線の本以外でということです。 できれば、マニアックなほうがうれしいです。 ジャンルは問いません。(読書の幅を広げたいので) 将来読み返すに足るとお考えの本をお願いします。
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旅する民俗学者として大きな足跡を残した人に宮本常一氏がいらっしゃいました。 氏の膨大な著作の中でも『忘れられた日本人』は特にお奨めかと思います。 たとえば「土佐源氏」の章など、優れた短編小説を読むような深い味わいの実話です。 人生の喜び、悲しみに満ちています。 http://hiki.cre.jp/history/?WasureraretaNihonjin 同じく『日本の村・海をひらいた人々』は、たぶん50年前くらいの少年少女へ向けたお話でしょうが、 日本の農村や漁民のことを語って、われわれが忘れてはならない基本的なことを教えてくれます。 こうした内容もさることながら、著者の心情が美しい。そんな一冊です。 http://www.bk1.co.jp/product/1197580 さて、1982年に平凡社から発行された本に『宝石の声なる人に』という美しい装丁の一冊があります。 翻訳者は詩人の大岡信氏。 プリヤンバダ・デーヴィーというインドの女流詩人と岡倉覚三(天心)の恋愛書簡集です。 当時はアメリカとインド、日本とインドというふうに海を隔てて不便きわまるものでした。 しかも天心は文通をはじめて一年弱で死んでしまいます。つまり悲恋になってしまうのですが、 二人がかもしだす魂の交流は、最も気高く美しい音楽を聞いているような心持になるでしょう。 平凡社ライブラリーの一冊として復刊されたものを挙げておきます。しかしこれも今は品切れのようです。 もしよければ古書店、図書館などをご利用ください。 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=76_221
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- cherrymoon
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竹本健治の「ウロボロス」シリーズ 菅野彰・月夜野亮・雁須磨子「ベトナムよちよち歩き」 アンダーワーカーサポーター「裏ハローワークスペシャル・セレクション―人に言えない仕事は、なぜか儲かる!」 とみなが貴和「EDGE」シリーズ、「夏休みは命がけ!」 菅野彰「不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ」 *「不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ」の文庫は抜粋して編集したものなのでお試し感覚が強いです。 それを読んで面白ければイーストプレス社バージョンを手にしてみてください。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 裏ハローワークは少し読んだことがあります。 屠殺業のところはかなりえぐかったですね。 他の本は、未読ですので読んでみます。 ありがとうございます。
- ninjya14
- ベストアンサー率0% (0/2)
結構有名なので質問とそれてしまうかもしれませんが、 夢野久作の「ドグラ・マグラ」がお勧めです。 大正時代の話でありながら、話の構成が今でも新しい感じで、 普通にストーリーを楽しむ小説というよりは 頭の中が混乱するのを楽しむ小説です。 一回目の読後が嫌な感じでも、しばらくするとまた気になる存在になると思います。 上下ニ巻でボリュームがあり、 一応エログロナンセンスの探偵小説を謳っている作品ですが、 (私はそこまでエログロには感じませんでしたが) 興味が沸きましたら是非!! 一番入手しやすいのは角川版の「ドグラ・マグラ」です。 (少々手に取りづらい表紙かもしれませんが…)
お礼
お礼が遅れてすみません。 ドグラ・マグラ、中学生の時に図書館から借りた気もしますが、 何も覚えていません。 今回、推薦いただき、再読してみるつもりです。 ありがとうございます。
- mmm0u0mmm
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トリイ・ヘイデン氏の本はどれも、心に響きます。 (代表作:『シーラという子』『タイガーと呼ばれた子』など。 何作かは文庫本にもなっています。) http://www.torey-hayden.com/japan/index.htm 有名かも知れませんが、ニコラス・スパークス氏の『きみに読む物語』は面白いです。 これこそが純愛だ、と感じました。(映画化もされたようです) 続編も出ています。(『もうひとつのきみに読む物語』) http://www.kimiyomu.jp/ 寓話的なものですと、スペンサージョンソン氏の『チーズはどこへ消えた?』などが読みやすいと思います。 http://www.fusosha.co.jp/senden/2000/03019X.php ファンタジーですと、DarrenShan氏の『ダレン・シャン』シリーズ、『デモナータ』シリーズがおすすめです。 http://www.shogakukan.co.jp/darren/
お礼
いろいろな分野であげていただき、 ありがとうございます。 メモしました。
- axion_v
- ベストアンサー率22% (27/121)
今公開中の映画「パフューム」の原作はいかがでしょう? 図書館や古書店では「香水」というタイトルのほうが見つけやすいかも知れません。著者はパトリック・ジュースキントです。 年に100冊以上軽く読んでしまうコアな読書好きでも「これは異色作だ」と感じる内容です。 サイモン・シンさんの本を読まれたのでしたら、同じ数学の本ですがマーカス・デュ・ソートイ著「素数の音楽」もおすすめです。個人的にはシン氏の本よりも夢中になれましたし感動的でもありました。 不条理小説でも良いのでしたらアンドレイ・クルコフ著「ペンギンの憂鬱」も面白いですよ。
お礼
「香水」は既読です。 高校生のときに図書館で、ジャケットに惹かれて読みました。 すごく面白かった記憶はあります。 再読してみようかな。 「素数の音楽」「ペンギンの憂鬱」 ともに題名からして面白そうです。 読んでみますね。
- hayata_001
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『真空管半代記』1890円 オタクというよりも、資料的価値です http://www.tbs.gol.com/4925187147.html 『岬へ行く電車』-銚子電気鉄道77年のあゆみ- http://www.tbs.gol.com/492518721X.html これは銚子電気鉄道の社史です。
- 参考URL:
- http://www.tbs.gol.com/
お礼
これは、これはマニアックですね。 自信ありとのことなので、 是非、探してみます。
- transaction
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藤田和生 (2007). 動物たちのゆたかな心. シリーズ・心の宇宙 (4). 学術選書 (22). 京都: 京都大学学術出版会. http://www.amazon.co.jp/gp/product/4876988228/ 上の書き方は、藤田和生さんの『動物たちのゆたかな心』という本が、2007年に京都にある京都大学学術出版会から刊行される学術選書というレーベルの第22巻で、「シリーズ・心の宇宙」というシリーズの第4巻であるという意味です。 まだ発売されていませんが、4月には発売されるようです。上ではまだAmazon.co.jpにリンクされていませんが、近いうちにページができると思います。できなければ、すみませんがタイトルでご検索ください。 著者の藤田和生さんは動物心理学者です。ふだん何気なくつかっている人間の認知能力も、ほかの動物と比べることで、そのすばらしさを再認識できます。もちろん、人間以外の動物も、人間やその他の動物の認知能力と比べることで、その特異さが浮き彫りになります。動物心理学者は、霊長類なり鳥類なり、ある種を専門に研究することが多くなるのがふつうですが、この著者はサルとハトという対照的な動物を研究しています。人間の心を理解するのに、多様な種の比較がいかに重要かということを知るためにも、この著者の著作をお勧めします。同じ方がもう1冊書かれていますが、こちらは完全に教科書なので、ちょっととっつきにくいかもしれません。 また、「シリーズ・心の宇宙」は、京都大学心理学連合のメンバーの研究者が執筆しているシリーズです。動物だけでなく、認知、知覚、神経、臨床、発達、社会といった心理学のさまざまな分野の方々が書いているので、おもしろいと思います。まだ数巻しか刊行されていませんが、チラシを見るとこれからいろいろと続刊の予定があるそうです。
お礼
全く不案内の分野ですが、読んでみたくなりました。 ありがとうございました。
少々古い本なのですが 「アイヌ人物誌」松浦武四郎原著、更科源蔵解題、吉田豊訳 松浦武四郎はアイヌに対して敬意を払っており、その文化や思想について感心しながら記述しているように感じられます 「知里幸恵「アイヌ神謡集」への道 」 金田一京助によってその才能を見出され、『アイヌ神謡集』を著して、たった19年の生涯を閉じた知里幸恵の生誕100年を記念して その生涯と著作についてまとめた本です
お礼
アイヌ関係は「蝦夷地別件」しか読んだことがないです。 是非、読んでみます。 私を含めて日本人はアイヌについてもっと学ぶべきことが多いですね。
- 333mol
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「ゲーデル・エッシャー・バッハ」(廃刊) ゲーデルの不完全性定理に関する本です。数学的、図形などパズル的要素チューリングの定理、そして人工知能も含みます。一般向け読み物ですが、難解で完全に理解することは不可能だと思います。自分がいかに小さいものかを実感します。 「エレガントな宇宙」 超ひも理論の本。宇宙を記述する統一理論への挑戦の歴史と超ひも理論のアプローチを解説。この本を読めば理解した気になれます。しかしこの本は結論や詳細を書いていません。どうせ分からないのでいいのですが。
お礼
理系ですね。 なかなか、自分では探せないジャンルです。 挑戦してみます。 宇宙関係は難しいけど、エキサイティングですよね。 サイモン・シンの入門書をウンウンいいながら読んだことがあります。 (これでも私のレベルを超えてましたが) ありがとうございました。
野島伸司の「世紀末の詩」 これはわたしは一生読み返しますね。 かなり深い話です。 愛についてですが普通のものとは全然違います。 読んで損はないはずですよ♪
お礼
ドラマになったやつですね。 そこまでいわれちゃあ、読まないわけにはまいりますまい。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅れてすみません。 宮本常一、気になっていました。 何となく、取っ掛かりがなかったのですが、 推薦文を読み、やはり読まねばと思っています。 天心のも大岡信も興味があるので、『宝石の声なる人に』読んでみます。 ありがとうございます。