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エネルギー保存の法則と永久磁石
学生のとき「エネルギー保存の法則」を習ったのですが、 永久磁石は砂鉄などを吸い上げた場合、砂鉄が位置エネルギーを得たと思うのですが、法則からして何のエネルギーが減ったのでしょうか? 根本的に間違った考えかもしれませんが・・・ どう解釈したらよいのでしょうか。 頭の良い方よろしくお願いいたします。
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たとえば、磁石にクリップが引っ付いたとしますよね。もう一度クリップを元の場所まで引き離そうとすると、その分貴方がクリップをその位置まで持っていかなければなりません。ここで、エネルギーを要します。 「エネルギー保存則」は初めと後の状態の相対的なものですから、絶対位置によりエネルギーがあるわけではありません。よって当然、磁石とクリップが無限遠に離れている状態を0(ゼロ)とかんがえることは可能ですが、クリップに引っ付いたら磁気エネルギー(静電気エネルギー)がマイナスになることになります。 ちなみに消失したエネルギーはどこに行ったか、というと、本来ならクリップの速度になります。が、その後衝突によってクリップは止まり、熱エネルギー等になったのでしょう。
お礼
詳しくありがとうございます。 上の人の回答と総合して、大体だと思うのですが、わかりました。 またよろしくお願いいたします。