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べた基礎とぬの基礎のコンクリート境がある場合

只今、新居を建築中で、度々現場に足を運んでいるのですが、べた基礎とぬの基礎の部分が日にちを置いての工事となっているため、コンクリート境が気になってしかたありません。HMは「鉄筋で一体化されます」と言いますが、境の部分は後で土に埋もれるため、クラックなどが発生したときにそこから水分が侵入して鉄筋のさびの原因になるのではないかと思い心配です。どうも、基礎自体のコンクリートを一気に流し込んでしまわない事が引っかかっているのですが、一般的にこのような事はありえるのでしょうか? 今の所一応、境の部分にコーキングを頼んでいる状態です。 どなたか知識のある方がいらっしゃいましたら、お願いします。

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noname#45516
noname#45516
回答No.3

 [Q]がないと[A]が書きずらいので少し的が外れるかも知れませんが、順を追って説明してみます。  まず、基礎を打設する場合、数回に分けるのは一般的です。しかし質問者さんの感じているとおり、一度に打設した方が優良な耐力と防水への抵抗が得られます。  この問題を解決するために、数回に分ける場合はレイタンス除去という工程があり、表面を綺麗に洗うことで一度に打設したものとほぼ同等の耐力を得られるとされていますので、強度上の問題はほぼないと考えて良いでしょう。少なくとも木造部分が朽ち果てるよりも長く、強度を保つと考えられます。  次に、隙間からの水の浸入ですが、恐らく水か湿気が進入する可能性は高いです。ですので一流の大工や数代続いている工務店などはベタ基礎を嫌う傾向にあります。外から入った水がベタ基礎の上に溜まった場合、除去することは不可能だからです。  この意味で、ベースとの継ぎ目を地面に埋めないことは有効かも知れませんが、雨の日の水は関係なく入りますので気休めでしょう。  このあたりはベタ基礎、布基礎、独立基礎、防湿コンクリートなどのメリット・デメリットを考慮するなかで、ベタ基礎唯一の弱点ですので仕方のない部分かも知れません。  次にベースが地面に埋もれることですが、当たり前です。むしろ地面に埋もれていない場合は将来の不同沈下は避けられません。地面の下で水が凍る高さが地域により決まっているのですが、その高さより上にベースを作ると、氷と水の上に基礎が浮いている状態になるため、夏と冬で高さが微妙に変わってしまいます。  ただし近年、杭での地盤改良が増えていますので、その場合はベースは補助的な意味合いになりますので、高さも気にする必要はないでしょう。  次にコーキングによる補修ですが、全く意味はありません。  恐らく業者はやりたがらないでしょうが、それは面倒なのではなく全く意味がないことを知っているからです。  理由としては、コーキングは空気中でも、5年くらいで一部がはがれてきますので、土の中では3年と持たないでしょう。  最後に対策ですが、いくらか費用がかかってもよいという事であれば基礎とベースを覆うように増し打ちすると防水効果は抜群です。  この場合の資金の出所ですが、どうも業者の施工としては抜群に良いとはいえませんが悪いということもなく、普通です。一般的な方法で普通に仕事をして、施主の心配にどこまで付き合うかは難しいところです。  総括として、今回の業者の今回の施工は普通です。質問者さんの心配ももっともですが、現在のところ革新的な技術開発もなく、金額と施工性との兼ね合いも考えれば、順当なところだと考えます。

kobkob
質問者

補足

本当に詳しい説明ありがとうございます。 〉総括として、今回の業者の今回の施工は普通です。 …そうですか…。あまりHMにムリは言いたくはないのですが、それを普通として終わらせてしまうかどうかが考え所ですね。 あとは、DesignKさんがおっしゃるレイタンス除去という工程を施工業者がしっかりと採るかどうかですね。私が現場で見てもその確認ができないので、HMに一度聞いてみようと思います。

その他の回答 (3)

  • tisan5050
  • ベストアンサー率17% (3/17)
回答No.4

既に基礎の着工をされているようですので手遅れですが フラットベットというベタ基礎だと1回の打設でできてしまいますね。 このフラットベット型ベタ基礎も通気性など 不安がないわけではないようですが参考まで。 さて、うちも先日基礎の生コン打設がおこなわれました。 捨てコン、配筋&ベース型枠、ベース打設、立ち上がり型枠、立ち上がり打設という日程でしたよ。 生コン打設が別の日になるのは一般的だと思われます。 心配されているコンクリートの境目から水がはいって鉄筋が錆びる心配は まず大丈夫でしょう、考えてもみてください 地下のトンネル、ビルの地下、ダムこれらのすべてで同じように 分割した生コンの打設がおこなわれています。 境の部分が後で土に埋もれる・・・・通常ベースはGLより高いはずですが これは工務店にご確認いただいたほうがいいと思われます。

kobkob
質問者

補足

ありがとうございます。 …今週土曜日に上棟式なのです。現地で確認できていませんが、多分境目はGLより下と言っていたと思います。上棟式の時に確認したいと思うのですが…。もう手遅れでしょうか? コーキングの件は設計の方には言っておきましたが、実際現場に伝えているかは見てみないとわかりませんし。 土曜日に現地で顔を合わせるので、確認はしようと思います。 しかし、tisan5050さんの回答は少し気持ち的には安心しました。ありがとうございました。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.2

>他に良い方法や、お互いあまり負担にならない方法はないでしょうか? GL下げられませんかね。それが一番良いし、それ以外でよい方法はなかなか本格的にやらないと難しいと思います。(止水版をするとか二重構造にするとか色々) コーキングはやがて破れます。 ところで基礎はベタ基礎でよいのですよね? ベタ基礎とは床下部分全面にベースを打設してからその上に立ち上げを打設するものです。内部は全面コンクリートとなります。布基礎の後で行う防湿コンクリートでも似た形になりますけどそれとは異なります。 単に布基礎のフーチンと立ち上がりの話ではないのですよね? それであれば別に何も心配する必要がある話ではないので。

kobkob
質問者

補足

ありがとうございます。 すみません。追加するのを忘れていました。 ベタ基礎です。

  • walkingdic
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回答No.1

>べた基礎とぬの基礎の部分が 。。。それは「ベース」と「立ち上がり」の境目という意味ですね。 (ベタ基礎、布基礎ともに基礎全体の名前です。。。。) >日にちを置いての工事となっているため 2,3日ずれるということですね。通常はそうなります。 >境の部分は後で土に埋もれるため え。土の下に来てしまいますか? 通常はベタ基礎の場合にはベース面はGLより高くするので(3~5cmほど)、地面下に埋もれることはないのですけど。もちろん傾斜地だとそういうケースはありますが。。。 >クラックなどが発生したときにそこから水分が侵入して 水は通りますよ。クラックがなくても。だから地面より上にしておきます。 >基礎自体のコンクリートを一気に流し込んでしまわない事が引っかかっているのですが一般的にこのような事はありえるのでしょうか? 普通はそうです。 一気に流し込むやり方もあるのですけど、それはあまり見かけないですね。 通常は2段階です。というのも一気に流し込むやり方にするには型枠が専用のものが必要だし、またきちんと施工しないとジャンカが出来やすいので、あまり行われていません。 >境の部分にコーキングを頼んでいる状態です。 それはあまり聞いた事がないですけど。。。 地下室とか浸水の可能性のある場合にはコンクリート自身が水を通しますので、全体を防水処理しますけど。

kobkob
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 >通常はベタ基礎の場合にはベース面はGLより高くするので(3~5cmほど)、地面下に埋もれることはないのですけど。もちろん傾斜地だとそういうケースはありますが。。。 設計の方に聞いた所、(現地の様子もGLが高かったような…)「地面に境が埋まりますよね?」の質問に「はい」という返事でした。 それが通常という感じの受け答えで、こちらとしては何十年も住む家ですので万全の事をやってもらわなくては納得いきませんので…という具合でコーキングという方法を提示しました。 他に良い方法があったのかも知れませんが、それしか思いつかなかったので。 他に良い方法や、お互いあまり負担にならない方法はないでしょうか?

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