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シュテルン著『人格学概論』の原題を教えてください。
いろいろ調べたのですが、渡辺徹訳で1931年に出版されたシュテルン著の『人格学概論』の原題がわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 また、元良勇次郎、中島力造らによって翻訳され、1910年に出版されたホール著の『青年期の研究』の原題はAdolescenceで正しいでしょうか。 上記のように日本語に訳された心理学関係の原題を調べるのに適したソース、またはウェブサイトなどがありましたらご紹介いただけると幸いです。
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国立国会図書館の蔵書検索・申込みシステムNDL-OPACによると 1931年(昭和6年)刊のウィルヤム・シュテルン(ヰルヤム・シュテルン)著,渡辺徹訳 『人格学概論』の原タイトルは“Die menschliche Personlichkeit”となっています。 William Lewis Stern(独:Wilhelm Louis Stern)の名は なぜか英語名と独語名の混淆した形でカナ書きされていますね。 同じく国立国会図書館のNDL-OPACで調べると, 1910年(明治43年)刊のスタンレー・ホール著,中島力蔵他訳 『青年期の研究』の項には記載がありませんが, 1915年(大正4年)刊の同名書の項には原タイトル“Adolescence”と記されています。 著者・訳者・出版者とも同じですから,これはたぶん再刊でしょう。 人物の名前の読みや生没年を調べるのに 国立国会図書館のNDL-OPACを利用することがありましたが, 今回の御質問のおかげで原著の題名を知るのにも役立つことがわかりました。 完全とは言えないようですが。
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- Diogenesis
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#1です。 先の回答の中で『青年期の研究』について 1910年(明治43年)刊のものと1915年(大正4年)刊のものは 著者・訳者・出版者とも同じと書きましたが, これは不正確でした。 著者名の日本語表記はそれぞれ 「ジヨン・スタンリー・ホール」,「スタンレー・ホール」となっており, 微妙に違っています。 ホールのフルネームは Granville Stanley Hall ですので, 「ジヨン」というのがどこからきたのか謎ですが, ひょっとすると愛称なのかもしれません。 また訳者については いずれも「中島力蔵等訳」となっているため, 「等」のメンバーが同一であるかどうかはわかりません。 同じ翻訳の再刊である確率は高いと思いますが, 最終的には図書館所蔵の原本で確認してみてください。
お礼
ご丁寧な補足をありがとうございました。 同一のものかどうかは確認しなければなりませんが、 再刊されたものも調べるという手もありましたね。 ご示唆をありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考URLはとても助かりました。 今後はこちらでも調べようと思います。