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電子顕微鏡
将来は電子顕微鏡のプロフェッショナルになりたいと考えています。 電子顕微鏡を作る人ではなく、電子顕微鏡を用い色々な生物の細胞を見るプロフェッショナルです。どのように、就活を行えばよいのですか? また、職種は何にあたるのですか?
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いろいろなサンプルを観察、研究したい場合、大学の技官はお勧めできません。なぜなら大学では一部の研究室のテーマだけを淡々とやらされたり、各研究室の言いなりでこき使われることが多いからです。なかには自由にやっている方も見かけますが。 そこであなたにお勧めの就職先をご案内いたします。URLは下記をご参考ください。この会社は各最先端の研究分野の電子顕微鏡解析を受託しています。未開拓分野の電子顕微鏡解析は自分で実験を繰り返しながらデータを出したりします。 社風も自由で高給優遇です。偶然にもただいま従業員を募集しています。 このような会社は全国に三社しかありません。大手で他にもありますが、電顕専門ではなかったり外注したりしています。 参考にもう一社紹介いたします。URL2行目。ここも腕前は一流です。 どうぞご参考にしてください。 とりあえずHPみてから電話してみればいいのでは。
- Urasoft
- ベストアンサー率50% (1/2)
たまたま質問を拝見しました。 私は生物系電顕の一応プロフェッショナルで、専門の技官の人を二人スタッフとして抱えています。まず、生物の細胞を見るプロフェッショナルということですが、もちろん、「見る」だけの仕事はありませんよね。基本的に、試料を速く正確に作ることができること、また電顕の操作、メンテナンス、トラブルシューティングができること、つまりよい電顕像を得られること、そして、電顕像の適切な解釈ができれば技官的な仕事をするための十分すぎる能力を持っているということになります。さらに、電顕の効果的な利用法を熟知して、必要に応じていろいろな研究法と組み合わせて生物学的な問題点を解決していくことができれば、電顕を主たる得意技とする研究者になることができます。社会的には電顕の技官も研究者も毎年何十人も募集があるわけではないので、このルートに乗れば確実に希望の職業に就けるというものではありません。もっとも、私や知人が電顕の技官を募集しても応募者、ないしは適当な人の心当たりがないことが多く、力があってやる気のある人にとって道がないとも思えません。そのためには、他の回答者の方がアドバイスして下さっているように、生物系の電顕を学んで力をつける(技官志望ということであれば、修士で電顕がメインの仕事をするくらい)ことが必要だと思います。
- vrtemjin
- ベストアンサー率39% (28/71)
実際に生物系で電顕を使っている者です。 もし生物系の電子顕微鏡の専門家になるなら、まず実際に電子顕微鏡を使っている生物系の研究室に入り、電顕の専門家になりたいことを教授に相談して、技術を学び、かつ博士課程まで出た上で、教授の推薦を受けるのがもっとも容易です。ほかの方法もあるかもしれませんが、その場合は単純に電顕の技術だけ学び、テクニシャンとして技官になることですが、どちらにしても電顕専門の教授か技官のもとで数年間は勉強して、推薦をもらわないと難しいと思います。 会社によっては就職してから技術を学ばせてくれるところもありますが、よっぽど運がよくないとだめだと思います。
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
「就活」という言葉をお使いですから大学生ですよね。そしておそらく電顕を使用したことのない大学生かと推測します。はっきり申し上げますが電顕は視野に入れずに就活することを進めます。 電顕には透過電顕と走査電顕がありますが細胞構造を見るためには透過電顕が必要です。生物で使用する透過電顕は最も安い方ですが,建屋(部屋)・周辺機器・電顕本体等総合計しますと導入には億に近い金が必要です。それほどの高価なものを自由に使用させてくれるところはありません。 geneticist12さんのご指摘の一番始めの大学・研究所の技官がかろうじて希望に近いものかと思います。メーカーの技術者は皆さん博士課程修了者です。学部生の採用は無いと思います。科学館等は走査電顕でして細胞内構造は見られません。また,学芸員は電顕専任ではありません。 メーカーの講習に行きますと大半が半導体等のメーカーから電顕を検査に使用する目的で派遣された若い人たちです。皆さん畑違いで電顕など触りたくもないという人たちです。世の中難しいですね。
- geneticist12
- ベストアンサー率67% (701/1045)
就職の方法なんていうのはわかりませんが、いままで出会った電顕のプロたちにはこういうのがいます。 ・大学や研究所の電顕技官 ・電顕メーカーの技術者(日立とか日本電子など。顧客への技術指導、デモンストレーションをしたり、観察の難しいものを顧客からの相談によって解決するといった専門家がいます。電顕を作るにしてもそれを使いこなすプロがいないとねえ)。 ・電顕をあつかっている科学館などの学芸員(全国各地にかなりあります。それぞれ狭き門でしょうけれど)。 ・研究者などからの外注委託によって電顕観察、撮影をおこなう会社(少なくともたしか名古屋に一つあったはず)。
- ma_san
- ベストアンサー率33% (19/56)
作る方でなく、見る方となると、実際に電顕で生物細胞をみるだけの仕事でサラリーをもらっている人というのは、本当にひとにぎりだと思います(むしろ工学系・産業系とかはどうなのかな)。多くのかたは、検査技師として他の検査業務と並行していたり、今はそれのみを業務にしていても、職務移動でまた他の業務へ、という状況ではないかな。 ニーズは(生物細胞に限れば)、大学/病院附属の検査施設/研究所などになると思うので、直接の就職活動は、そういうところから調べることになると思います。その場合、電顕の知識は勿論ですが、そのテクニックを活かすための生物学(とくに分子・細胞生物学とか)や光学/化学などのバックグラウンドが大事になりそうです(って当然か、ごめん)。 「色々な生物の細胞を見」てみたい気持ちがあるようなので、もし質問者さんが中学~高校くらいの若いひとなら、今からひどく電顕のみにこだわることはせず、ひろく生物学とか化学/物理など今後に役立つ基礎をつくりながら更に興味を伸ばしていけばいいと思います。