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古い固有名詞の漢字の読み方
歴史の教科書や小説の中で、例えば『新田義貞』を『にったよしさだ』と普通に読んでいますが、当時本当にそういう読み方をしていたという証拠はあるのでしょうか? 例えばどこかの文献にルビがふってあるとか。 昔、高校のときに日本史の先生が『百済』は『くだら』と読まなくてもいい、何故なら元々これは日本の国の地名ではないのだから『ひゃくざい』でもいいんだ、などと言っていて、「なるほど」と単純に思ったのですが、本当なのでしょうか? その当時、日本では『百済』を『くだら』と読んでいた、という確たる証拠があるのでしょうか? それとも、先生の言ったことが正しいのでしょうか? 百数十年とかいう近い過去なら、言い伝えというのも信用できるのですが、どうも五百年以上も前のこととなると何か証拠がなければ、と素人の私は思ってしまうのですが。 それとも、本当のところはわからなくて、最近まで読まれてきた読み方で便宜的にそう読んでいるだけなのでしょうか? 歴史や日本語に詳しい方、教えて下さい。 よろしくお願いします。
お礼
どうも、またまた解説ありがとうございます。 「ミ」は「御」のことだったんですね。 私も「新田」は「にった」と読む方が自然だと思います。 仮に「にいた」だったとしても音便的に「にった」になったと考えやすいですしね。
補足
この場をお借りして、回答者の皆さんに御礼申し上げたいと思います。 本当にありがとうございました。 ものすごく勉強になりました。 今、日本語関係の勉強を始めたのですが、歴史的背景がよくわからないので、疑問が生じる度に人に聞いております。 皆さんのような博学の方々に回答をいただいて光栄です。 また疑問が湧きましたら質問しますので、その節もよろしくお願い致します。 2002年5月28日 trunkman