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江戸時代の武士の切り捨て御免について

以前中学の歴史の教科書の中で江戸時代の武士の特権の中で切捨て御免 という特権があったことを勉強しました。今でもわからないのですが、 当時の武士は自分が気に食わなければむやみやたらに人をきったのでしょうか。当時は奉行所はこのようなことに対してどう対処したのでしょうか。そんなことすれば、暴動が起こると思うのですが。よろしく回答をお願いします。

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  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.5

「特権」というよりも、「自戒」の意味合いが強かったと思います。 簡単に刀を振り回すと社会が混乱するので。 切らなくても抜刀しただけでも大問題になったと思います。 江戸初期はまだまだ改易大名が多く、 町中に失業した武士が平然と凶器である刀を持って歩いました。 取り上げるわけにもいかないし、武士として刀を持たす必要もある。 でも彼らにムシャクシャして狼藉を働かれても困る。 そのための切捨て御免だったと思いますよ。 江戸時代の法令系統は「社会を混乱させる人間」には罰則が厳しかった。 為政者の立場から考えるとこんな感じでしょうか。 貴方が思うほど特権ではなかったんですよ。

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その他の回答 (8)

  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.9

江戸時代、と一括りにして質問される方が多いのですが、江戸時代というのは260年間続いています。当然、価値観や生活体系、習慣、法秩序に対する考え方も変わっていきます。(昭和の64年間だってそうでしょう?)その4倍以上の時間なのですから。 江戸後期文化文政の頃になると、「切り捨て御免」というのはほとんど有名無実化していたそうです。無礼打ちであることの証明は、切った側の武士にあるし、後始末も含めて時間も費用もかかる。さらに、いくら正当な行為だと立証されたとしても、評判の良い行為とは評価されません。ですから、後々の事を考えれば、我慢をしてしまう方がずっと、得策だということになります。 例えとしては適切ではありませんが、現代の警官が犯人を射殺したとか、自衛隊の航空機が領空侵犯機を撃墜したような感覚だと考えれば良いのかなぁ、と私は思っています。

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  • adv32101
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.8

うろ覚えで申し訳ありませんが。 例えば、尾張からきた山内侍(上士)と、土着の旧長曽我部侍(郷士)との上下間の抗争(というより種族闘争)が三百年続いた土佐藩などでは、上士の郷士に対する無礼討差許(ぶれいうちさしゆるし)の特権は、治安維持のために必要であったとか。

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  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.7

江戸時代までの法体系は、自己救済が基本。 気にくわなければ、切ってしまってOK 奉行所は基本的に、武士には関与しませんでした。 ただ、この自己救済が、ものすごい責任を持たされます。 まず、完全に殺さないとダメです。 殺さない場合は、武士の方が責任を持たされます。 下手を打ったということで。

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  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.6

一般の武士とは違っていたのが旗本の子弟でした。これは徒党を組んで狼藉三昧を繰り返す、今で言えば愚連隊のような存在だったのですが、これには町奉行や老中さえも手を出すことができず、切り捨て御免に近い事件が続発したようです。これに対抗したのが町奴と言われる町人あがりのならず者集団がありました。その最も有名なのが幡随院長兵衛でした。蛇蝎のように嫌われた旗本奴を向こうに回して一歩も引かない彼等は町人の拍手喝采を浴びたのです。幕府はたぶん旗本奴を押さえる手段として町奴の跳梁を黙認していたのではないかと推察されます。下記を御覧下さい。

参考URL:
http://www2.rosenet.ne.jp/~spa/kabuki/html/ess/ess152.html
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  • a-koshino
  • ベストアンサー率23% (102/441)
回答No.4

武士が「無礼討ち」を許されるのは、明白に無礼を働いた相手に対してのみです。 勝手に人を斬るのは「辻斬り」で、死罪にあたります。 また、芝居小屋の中で刀を抜いたら切腹など、様々な制限が定められており、武士が自分勝手に人を殺して許される可能性は、ほとんどなかったでしょう。 ただし、殿様の命令で家中の者を斬る「上意討ち」は、かなりあったようです。

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  • Ramses2nd
  • ベストアンサー率27% (33/120)
回答No.3

以前TVで見ましたが正当な理由なくきれば処罰されると聞きました。 もし切り捨てた後に自分の正当性が立証できなければ御家断絶などの重い処罰が下されたそうです。 中学の歴史は結構いい加減ですので話半分ぐらいで良いと思います。 農民が悲惨な生活をと言う辺りも学者によってはまったく逆で贅沢し過ぎるからお触れを出したと考えています。

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  • hazu01_01
  • ベストアンサー率31% (341/1067)
回答No.2

むやみには切れません。 武士ってしきたりが大変だったと思いますよ。 むやみやたらに町民を切ったりしたら、切腹、家名断絶などになりかねません。 じゃ、どういうときに切り捨て御免かというと藩を覆すような大事件を伝令するとか、誰もが納得するような町民に落ち度があるような無礼打ちなどです。 限りなく0に近いです。 敵討ちでさえ、いろいろしきたりがあって手続きも大変だったようですよ(^^ゞ

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  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

切捨御免と言っても、滅多なことでは行われなかったようですよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AC%E6%8D%A8%E5%BE%A1%E5%85%8D

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