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二学期制の導入について

現在、様々な教育機関において「二学期制」の導入が検討されていると聞きます。もしどの都市で実際に導入されているかご存知であれば教えてください。また、実際教育現場に携わっている方で、今までの三学期制と比較して「二学期制」のメリット、デメリットが分かれば教えてください。

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回答No.5

公立高校で英語を教えています。 3学期制も2学期制も経験しています。現在の勤務校は2学期制です。 個人的な感想ですが、2学期制のメリットは感じません。 テストの回数が3学期制なら5回、2学期制なら2回になり、テストの回数が1回減る分(約5日)や始業式・終業式が1回ずつ減る分だけ授業は増えますが、実際は一部の進学校を除き、生徒はテストがあるから勉強するのであって、授業があっても勉強時間は増えません。現在、日本の半数近くの高校生が家庭学習の時間が0という現実を考えれば、こまめに試験をするほうがいいのは当たり前です。たとえ、教師の試験作成や採点が増えても、定期考査の回数は多い方が生徒にはいいと思います。 さらに、テスト範囲が広くなり、早々にあきらめる生徒も出てきます。特に前期は、中間試験が6月半ばに行われ、期末試験は9月末にあるのですが、間に夏休みが入るので夏休み前に学習したことはすっかり忘れています。夏休みに入るときも、通知表などないので、夏休みにしっかり反省するきっかけもありません。 3学期制なら1学期末の成績処理もあるので午前中授業になるのですが、2学期制だと7月20日まで毎日6時間目まで授業をします。しかし、エアコンのない公立高校では蒸し風呂のような暑さで勉強に集中などできません(私の勤務している県ではエアコンのある公立高校は産業道路沿いなどで騒音など、環境の悪いところにある数校だけです)。猛暑といわれることが多い最近では、体育の先生でも「4時間授業をした後は意識がもうろうとしてくる」といったりしているぐらいで、暑さで体調を崩す生徒や職員もいるぐらいです。 また8月末から授業を始めるため、形だけの数日間の秋休みがあったりしますが、季節のいい10月初めに休んで、暑くてたまらない8月末に6時間の授業をする意味がわかりません。 進学校の生徒なら、テストがなくても勉強するので問題ないかもしれません。私立のようにエアコンがあるのなら、真夏に6時間の授業でも効果はあるかもしれません。そうでなければ、ただ授業をしているだけということだと思います。

その他の回答 (6)

  • taked4700
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回答No.7

いろいろな方が言われている通り、4月に新学期が始まる現状では、2学期制はいろいろな弊害が目立ちます。 多分、9月新学期と言う形を見込んでの2学期制の導入と言う形なのだろうと感じています。 9月に新学年が始まるなら、夏休みは学年の境目になるので、特に長い休みになっても問題ないですから。ただ、試験の回数は3学期制に比べて数が減るので、どうかなと感じます。 多分日本の現状で考えたとき、9月新学期の3学期制というところでしょうか。1学期が9,10,11,12月まで。2学期が1,2,3月まで。3学期が4,5,6月までで、12月末から1月の最初まで冬休み。3月末にから4月のはじめに春休み。そして、7月8月は完全に休み。 授業時間の確保は7月を20日までやるとか言う形で考えれば良いかもしれませんね。 すくなくとも、大学は、この形を喜ぶと感じています。

回答No.6

http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/nigakki/ このHPを見るとメリットだけは、見られると思いますが、この中のいくつかは、3学期制でもできるんじゃ。と思われるようなものも入っています。  私の個人的意見でが、冬休みや夏休みがあるのは、気候のためだと思います。3学期制のままの方が日本の気候に合っていると思います。  また、評価される側としては、評価される回数が多いほど自分の長所、短所がわかりやすい。 (というのも、一回のテスト範囲を広げられると、自分がどこの分野が苦手、得意なのかわからなくなる) (たとえば、社会科は嫌いだけど、社会科の江戸時代の分野だけはすごいみたいな感じで、すべて社会科ができないなどと考えなくなるのでは。)

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E5%AD%A6%E6%9C%9F%E5%88%B6
  • Ama430
  • ベストアンサー率38% (586/1527)
回答No.4

秋休みを創設して夏休みを削減している学校があります。 冷房は完備していません。 これなどは、流行に流された不毛な2学期制と思います。 成績をつける回数が減るので、先生達が、その分、授業や部活動の指導に力を注げる、というメリットがあると言われます。 しかし、長い夏休みをはさんで、「まだ途中だから成績は出さない」と真剣に説明しているとしたら、私は不自然と思います。 もっと言えば、中学3年では、夏休みの面談のために成績を出し、前期の終わりに成績を出し、受験に合わせて12月に成績を出し、後期の終わりに成績を出すので、3学期制より忙しいことになります。 文部官僚の考えた机上の空論が現場にとんどん押しつけられる典型事例だと思います。

  • a-saitoh
  • ベストアンサー率30% (524/1722)
回答No.3

試験(中間、期末)、終業式、始業式の回数が減るので授業時間を多く確保できる。というのが利点とされています。 本来通知表も、年2回になりますが、、、。保護者が年3回通知表がほしがるのに負けると、先生は結局3学期せいと同じだけ働かないといけなくなるようですが。

  • maicro
  • ベストアンサー率35% (45/128)
回答No.2

子供の通ってる京都市の小学校では2学期制になってます。 わけのわからない秋休みってのが1週間ほどあり、その前後で2学期に分かれているようです。

noname#24900
noname#24900
回答No.1

二学期制の友人がいるのですが、メリットはあまりないそうです。 デメリットは、「テスト範囲が増える、面倒だ」。 そういうことみたいですね;

noname#57284
質問者

お礼

確かに今まで3回に分けていたものも2回にするんですもんね。でもテストも2回ですませるとは知りませんでした。ありがとうございます。

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