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外交
1.史上もっとも外交上手な国というとどこを思い浮かべますか? 2.現代社会で外交上手な国っていうとどこを思い浮かべますか? こちらの質問は歴史ではなくなってしまいますが。
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一般論的になってしまいますが、大国に隣接した中小国家は必然的に外交上手になります。逆にいえば、力で伸していけない国がなんとか生き残るための生活の知恵=「外交術」といえるかもしれません。 欧州で言えばスイス以外にも、北欧三国、ベネルクス三国は外交上手で有名です。また、政治家個人の能力に依存しがちな傾向はありますが、東アジア諸国も外交上手です。 カナダなどもそうでしょうか。アラブ諸国も外交上手です。 「歴史上~」は難しいですね。例えばオランダなどは軍事力衰退後も商人の才覚で国家を切り盛りし、外交上手の評価を得ていましたが、結局ナチスに蹂躙されてしまいました(再び外交上手な国として復活していますが)。 また、明治維新~WW1、敗戦~'70の日本などもかなり外交上手度は高かったと思います。 お求めの回答ではなかったかもしれませんが、まとめると「外交に頼らざるを得ない切迫した状況」があり、カリスマ指導者や民主的価値観などで「国家が統合されている」時、その国は外交上手になるといえるのではないでしょうか。 また「ミドルパワー」というキーワードが参考になるかもしれません。検索してみてください。 あと、カンボジアのシアヌーク殿下の著書で、各国指導者の外交能力を論評した本があったと思います。参考にしてみてください。
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- kozaiku
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歴史的に長い目で見た「外交上手」というのは難しいですね。 歴史上、ある時期外交上手だったが、別の時代には外交上手とは言えない・・・そういう国がほとんどでしょう。 現在の外交上手は、サウジアラビア。アラブ諸国の代表的立場、メッカの守り手としてのイスラム世界の盟主的立場、欧米列強国と対等にはりあう外交。米国は世界中の各国に民主化だの人権擁護だの干渉しますがサウジアラビアには何も言えません。 ついでに#1の方の回答に補足しておきます。 バチカンの衛兵は「今でも」スイス傭兵です。傭兵がスイスの主な外貨獲得手段だった時代には、 スイス傭兵は金を払っている限り雇い主に対して絶対の忠誠を尽くすと大変信頼がありました。
お礼
なるほど.ありがとうございます. 現在の世界はよく分かりませんが,「史上もっとも」で私が思い浮かべたのは,ビスマルク時代のドイツなのですが.どう思われますか?
- atoznt
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定量的に量れるものじゃないから「最も・・・」を判断するのは無理ですけど。 「史上かなり外交上手」ならスイスはいかがでしょう、傭兵(フランス・バスチーユ監獄の守衛はスイス傭兵だったのは有名ですね)と武器を輸出して国自体は戦争には巻き込まれずにきました。傭兵輸出は永世中立国になる以前の話ですが紛争地域で両紛争当事国に武器を輸出したりはしてました。少なくともイラン・イラク紛争では両方に輸出してたそうです。今は知りませんが。なにしろ観光収入も多い国でイメージの問題もありますから武器輸出国であることは極力おもてに出ないようにしてるので実態がつかみにくいんです。 「現在かなり外交上手」ならリヒテンシュタインなんかどうでしょう。あそこは一応独立国なのですが外交をスイスに委ねて自国では行っていないそうです。自分では外交しないなんてウマい手かも。
お礼
なるほど.ありがとうございます. 現在の世界はよく分かりませんが,「史上もっとも」で私が思い浮かべたのは,ビスマルク時代のドイツなのですが.どう思われますか?
お礼
なるほど.ありがとうございます. ありえそうな一般論ですね. 少し考えてみます.