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青物好き(人間の性欲で)
人の性欲の事です。 巷に青物好き、あるいは「ロリコン」という類の性向がある人は結構います(私もその傾向はあります) これは、生物学的にどういう説明が付くのでしょう。 端的にいえば、「生殖可能前」の段階の固体に魅力を感じてしまうということです。また成熟した大人に魅力を感じるにしても、なにかその固体が未成熟さを連想させるような身体的あるいは精神的特長を備えている事が魅力に感じられます。一種の異常性なのでしょうか。
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私もロリコン的なところがあるのでこのことについて興味を持っていました。 私なりの推測をいくつか述べてみようと思います。 1.父性愛と異性愛の関連付けと混同 もともと男には子供を保護する本能があるため、可愛い子供を見ると父性愛的な快楽を感じ、子供が苦しんでいるのを見ると不快感を感じるようになっていると思われます。同時に魅力的な異性を見ればやはり異性愛的な快楽を感じるようになっています。 そして人間の脳には、つり橋効果のように恐怖感を恋愛感情だと錯覚する現象など、体や心の反応が似ている刺激は脳内で混同されることが多々あるようです。 ゆえに本来、子供に対して感じる父性愛的快楽と異性に対して感じる異性愛的快楽が脳内で混同され、異性に対する好みが変化し、ロリコン的な嗜好を持ってしまうのではないかと思います。 2.大人の女性に対する過剰な防衛本能 人間には種族維持本能と個体の防衛本能の二つが備わっています。恋愛感情は種族維持本能の要素が強いと思われます。しかしながら人間の敵は人間、というように男にとって現代では大人の女は十分に個人レベルの脅威となりうる存在です。そのため大人の女性と恋愛をするということは種族維持本能からもたらされる快楽と個体防衛本能からもたらされるストレスの両方が与えられるわけです。しかし未成熟な子供が相手ならば相手を脅威とみなさずにすむためストレスが少ない。それゆえ、ロリコン的嗜好を持つ人が出てくるのではないだろうか。 3.ネオテニーの影響 ネオテニーとは社会性の高い動物種のあいだに見られる、成熟した個体が未成熟の個体の特徴(目が大きい、額が広い、他人に対して従順、体毛が少ないなど)を多く持つようになる現象で、チンパンジーやキツネ、狼、イノシシなどに見られます。狼がネオテニーを起こした種が犬でイノシシがネオテニーを起こした種がブタです。 この原因としては社会性の高い動物種は群れを作れば個体が完全に成熟しなくても生きていける、群れを維持するには成熟していない個体のほうが有利(成熟した個体は独立心が旺盛なため)、などが考えられています。 人間は、猿の子供と肉体的特徴が似ていることから(頭蓋骨の形や目の位置、体毛が少ないなど)、古代の猿人が高度な社会性を得た結果、ネオテニーを起こした種ではないか、という説があります。 つまり、もともとネオテニー的な特徴を持つ人間は成熟した個体ではなく未成熟な個体を適切に成熟した個体であると感じられる可能性があるのではないか、そしてそれがロリコン的な嗜好に繋がってくるのではないか、と思いました。 以上、3つ自分なりの推測を述べてみましたが、いかがでしょうか。 まあ、単なる性嗜好の多様性の結果、という可能性が一番高そうですが。
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- Tacosan
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無理に説明を付けるのであれば「生殖行動を自分以外ととっていないことを確実にする」=「確実に自分の遺伝子を受け継ぐ個体を残す」戦略といえなくもないかも.
お礼
そうかもしれませんね。それが行き過ぎているだけなのかもしれません。
- Tori_30
- ベストアンサー率27% (653/2415)
ちょっと気になって調べてみました。 で、試しにWikipediaで検索を掛けてみたところ衝撃的な事実にぶつかりました。→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3 なんと、ロリコンの元ネタであるロリータコンプレックスとは、初めは少女の側のコンプレックスを描いた著作として日本に紹介されたようなのです。 それを日本のある作家が『むしろこれ書いてる人の方のコンプレックスなんじゃないの?』(とは僕のイメージの中での勝手な解釈ですけどw)と看破し論じた事から、今の『ロリコン』に代表される少女愛みたいな感じで日本で使われだしたらしいです。 ちなみに、精神医学界において異常とされてるのは『小児性愛(pedophilia)』と呼ばれるものらしいです。で、大衆的にロリコン犯罪者と呼ばれるような人はこれには該当しない場合が多いらしいです。(単なる小児性犯罪者であるだけで、小児性愛とは言えない場合もあるらしい。) これらもWikiを辿っていったら見る事が出来ます。僕自身はあまり理解が出来なかった(だって字が多いんだもんw)ので、質問者さんご自身で目を通してみて下さい。 で、一応僕が理解できた範囲では、(精神)医学的に異常と言えるような人は殆どいないらしいのです。単にそういう嗜好で片付けられるのが殆どらしいのです。 例えば、僕にだって普通に世間で言う『ロリコン』的な傾向はあると思います。童顔の人が好きだし。でも同時に胸の大きい人に興奮したりもするんですよね。いや、言ってしまえば女性の裸なら誰にでも興奮はするのかもしれません。貧乳でも興奮するかもしれませんね。 僕だって小児性犯罪を犯す可能性はあるわけです。でもそれは必ずしも僕が『小児性愛』の傾向を持っているとは言えないわけで。 逆に『小児性愛』の傾向を持ってるからといって、即小児性犯罪を犯すとは言えない訳です。むしろそういう人はその犯罪を犯す可能性が低いのかもしれません。 う~ん。何が言いたいのかよく分からなくなってきた(汗) 多分ね、『その傾向もある』程度の人(例えば僕ら。そして世間で『ロリコン』って言われるような人も。)では小児性愛的な異常性も何もないんだと思いますよ。単にそういう好みだってだけで。 そして単なる『ロリコン』(真の意味での小児性愛者ではなく、です)が小児性犯罪を犯すにしても、それは単に性欲を抑え切れなかったという以上の何者でもないって事なんじゃないでしょうか?
お礼
ロリコンの発祥が少女側からのものだったとは初めて知りました。要するに少女趣味というのは人類に広く浸透しているのだが、そういうものはぼかされるなり隠されるなり変形されるなりして、あいまいな認識対象となってしまっているという感じでしょうね。 一口で言うと、「青い肉体、精神」は美しい、という認識はおそらく(言葉の上で否定されるとしても)多くの賛同を得るのだろうと思われます。
お礼
1,2,3それぞれ納得いたしました。1はよく聞くポピュラーなものだと思います。これは一番意識的には入りやすいし高納得度ですね。人間の社会性が生んだ思考かもしれません。2は女が怖いと言うやつでしょう。3のネオテニーというものははじめて聞きました。もしかしたらその原始的本能的なものが、少女性みたいなものに投影されているのでしょうかね。