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分光放射束(W/nm)を放射強度(W/sr)に変換することは可能でしょうか。

光について、まったくの初心者です。 よろしくお願いします。 LED解析装置(2.5インチ積分球、ファイバφ1、分光器)にて、赤外線LEDの測定を行ったところ、 発光スペクトル(nm)と分光放射束(W/nm)のグラフが、測定結果として表示されました。 LEDのデータシートと見比べた時、 発光スペクトル(nm)については、ピーク発光波長λpの項目を見れば グラフ上、分光放射束(W/nm)が一番強いスペクトルが、ピーク発光波長 と同程度の値でした。 さて、次に分光放射束(W/nm)についてですが、これはデータシートによっては 似たような項目として、放射照度(w)にて表示されていたり、いなかったり… データシート上、他の物理量的な項目を見ると、放射強度(W/sr)がありました。 何とか分光放射束(W/nm)を放射強度(W/sr)に換算できないかと、 色々調べたのですが、素人の私には理解できない部分が多く困っています。 調べてみたところ、単純に変換は出来そうに無いのですが、どうか皆様宜しくお願いします。

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回答No.2

積分球の構造が適切で、測定波長領域で反射率が安定して1.0に近いこと が保証されていれば、全光束に比例した強度を受光できている と思いますので、波長積分でいいと思います。 測定システムで、積分機能はないのでしょうか? エクセルなどで計算してもいいと思いますが。 ただし、正確な値付け ○W というには、何かしらの放射強度が 保証された標準球による比較測定にする必要があると思います。 (測定する条件も極力揃えること。)

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回答No.3

ちょっと言葉足らずでしたが、当然#1さんが言われているように 別途配光がわかっている(あるいは仮定する)必要があります。 (または、必要な方向の光だけを取り出していること)

rinno1979
質問者

お礼

ttttaaanniさん、ありがとうございます。 色々調べてみましたが、やはりW/srの単位に変換するには 立体角(ω)が必要なのですね。 積分については、ソフトの機能に無いか調べてみます。 もうちょっとだけがんばってみます。 EIAJ ED-4911 1993に発光ダイオードの測定方法の 記載があるらしいので、参考にしてみます。 ありがとうございました。

  • foobar
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回答No.1

分光放射束から放射束に変換することは可能(波長で積分すればよいかと)ですが、 放射束から放射強度に変換するには、光源から光がどのように(どの向きにどれ位の割合で)放射されているかを知る必要が有るかと思います。(出ないと、放射束を立体角で規格化できないので)

rinno1979
質問者

お礼

foobarさん 回答ありがとうございます。 >放射束から放射強度に変換するには、光源から光がどのように(どの向きにどれ位の割合で)放射されているかを知る必要が有るかと思います。 始めに2.5インチ積分球と書いてしまいましたが、1.5インチでした。 その積分球の端にLEDを差込み、発光させています。 積分球はspectralonと言うコーティング材(400-1500nmにて約98%の反射率)が塗られていて その積分球より光ファイバを取り出し、分光器に接続しています。 この為、積分球の中心より光が全体に広がっていると考えて良いかと思います。 稚拙な回答で申し訳ないですが、ご助力お願いします。