契約社員には、年金や保険における企業の負担がありません。保険で、手取りが少なくなって…と言う話をよく耳にすると思います。このような事を聞くと損をしているイメージを持つかもしれません。
しかし、実際は、逆に得をしている場合が多く有ります。イメージとしては、労働者が1万円負担した場合、その同額の1万円を企業も負担をし、合計で2万円の保険をかけていると思ってください。つまりその時点で、2倍になっているのです。
このような制度は契約社員にはありません。単純に労働してもらっているだけなので、企業にとっては都合の良いことばかりです。逆に、契約社員は損をしていることばかりと思っています。自分の印象では、契約社員の多い企業は、全く経営努力をせず、単純に契約社員を増やしてサボっているだけの印象です。
また、契約社員が増えることは日本社会にとっても大きな問題です。日本の生産性がめぐりめぐって低下する結果になります(所得も結果的に低下することが想像できると思います)。そのような状態になれば、最終的には増税をして、その人たちを保護する政策をとることになります。まずは、契約社員にならないように、各個人が努力することが重要です。
ドラマは、ドラマです。決して契約社員はかっこいい者ではありません。
